海外に住んでいると、日本に一時帰国できる時間はとても貴重です。
「限られた滞在中に、何を優先してやるか?」は悩むポイントではないでしょうか。
今回の帰国では、実際にやってみて「これは本当にやってよかった!」と感じたことがいくつもありました。
今回は、その中から 一時帰国でやってよかったこと7選 をご紹介します。
これから一時帰国を予定している方の参考になればうれしいです♪
一時帰国でやってよかったこと7選

私が一時帰国でやってよかったこと7選は以下です。
-
七五三の写真撮影で、日本らしい思い出作り
-
日本で信頼できる歯医者さんでの健診
-
耳鼻科受診で納得できる診断をもらえた安心感
-
お寿司やお刺身を心ゆくまで楽しむ
-
子どもの体験入学・体験入園で貴重な経験
-
たくさんの人と会って話す時間
-
日本の美容院でリフレッシュ
順番にお話ししていきますね!
七五三の写真撮影で、日本らしい思い出作り
一時帰国でやってよかった1つ目は、七五三の写真撮影です。
着物を着て子供たちや家族で写真を撮ることは、日本でしかできないですよね!
私の子供は、一時帰国時ちょうど3歳、5歳、7歳でした。

せっかくの機会なので、3人一緒に七五三写真を撮ろうと決めました!
渡米前にも写真を撮ったのですが、当時1歳だった末娘が体調不良で撮影に行けず、3人一緒の写真が撮れなかったんです。
そのリベンジも兼ねての撮影でした!
まずスタジオをどこにするかのリサーチが必要ですよね。
私の場合、以前利用したことがあるスタジオが良かったのでそこで撮影しようと決めました。
他のスタジオもちょっと迷いましたがリベンジも兼ねてだったので、同じスタジオにしたんです。
そのスタジオ、以前と会社が変わっていて少し不安もありましたが、実際はとても良い対応で、ここにしてよかったと思いました。
限られた一時帰国期間なので、スケジュールは早めに決めておくことをお勧めします。

私は2か月前くらいに予約しました。
また、スタジオを選ぶ際には、衣装の種類やデータの受け取り方法、撮影料金の内容もチェックしておくと安心ですね!
海外在住者にとっては、仕上がった写真を短期間で受け取れるかどうかも大事なポイントですよ。
ドレスでの撮影も、女の子なら憧れるとは思いますが、せっかく日本だからと思い、着物を着てもらいました。
アメリカに戻ってから、現地校の先生に写真を見せたら、とても素敵と言われましたよ!

アメリカ人からしたらとても珍しい写真になるのではないでしょうか。
日本で信頼できる歯医者さんでの健診
私は、今住んでいるところの歯医者に少し不安感を覚えていたので、日本で通っていた歯医者で診てもらいました。
長女は、数か月前にアメリカの歯医者で永久歯を治療しました。
しかし、日本で受診しレントゲンを撮ると、その治療した部分の下に虫歯があることがわかり、やり直すことに…。

ショックだけど、気づいてもらってよかった…。
日本で通っている歯医者では子供も定期的にレントゲンを撮ってもらえていました。
でも、アメリカで診てもらった歯医者ではそうではなかったのです。
日本の歯医者さんに話すと、レントゲンを撮らずに治療していたことに驚かれました。
アメリカの歯医者と言っても田舎の歯医者で、昔ながらの歯医者さんと言う感じなんです。
アメリカの医療は“サービス業”という側面が強いと感じます。

費用もその医院によって異なり、ピンキリだなと感じています。
もし不安な場合は、一時帰国した際に信頼している歯医者に診てもらっておくのをおすすめします。
ただ、ネックなことが1つあって、日本に住んでいない状態なので、子供の医療の助成は受けられません。
健康保険証は使うことができるので、3割負担で医療費を支払います。
3人同時に歯医者に初回行ったときは1万円越えでした。

ちょっと痛いなあと感じてしまいました。
耳鼻科受診で納得できる診断をもらえた安心感
以前、アメリカの耳鼻科で息子が「扁桃腺を手術して摘出した方が良い」と言われていたんです。
それが不安で、日本で耳鼻科を受診し、経過観察で大丈夫と判断され安心できました。
実は元々、渡米前からふと見えたときに、息子の扁桃腺が大きいなとは感じていたんです…。

今まで小児科でも言われたことはなかったし…と思っていました。
しかし、アメリカで風邪で受診した時に「扁桃腺が大きいから耳鼻科の専門医を紹介する」と言われました。
耳鼻科を受診し、問診と視診のみで、「この大きさの扁桃腺なら取った方が良い」と言われました。
私は受診前から不安で、日本で扁桃腺摘出した子供のレポをネットで検索していました。
日本では、アデノイドの確認と、無呼吸の検査もしてから、手術するかどうか判断するという情報を見ていました。
アデノイドとは鼻の奥にあるリンパ組織で、扁桃腺が大きい子は同じく大きくなることが多く、無呼吸の原因にもなります。
アメリカの耳鼻科で、アデノイドの確認も無呼吸の検査もせず、手術と言われたことに、納得がいっていなかったんです。

それで、日本で診てもらうことを決めていました。
日本で受診した時に聞いたのですが、日本では扁桃腺の手術の必要性を判断する指標があるとのこと。
アデノイドの確認と、無呼吸検査で、手術をするかどうか判断するそうです。
アデノイドの確認は、鼻からスコープを入れて見なければいけないので、息子は少し大変そうでしたが、そんなに大きくないとのこと。
また、無呼吸の検査は2晩、指に酸素濃度を測るモニターと、鼻にチューブをつけて寝なければなりません。

無呼吸検査は、子供が行うのは割と大変だと感じました。
夜中にやはりモニターやチューブを取ってしまっていることが多く、気づいたときに付け直しました。
なんとか取れた記録を見て、今の状態なら手術はせず、経過観察で大丈夫と診断されました。

本当に安心しました!
一時帰国中の忙しい中、何度か耳鼻科に行かなければならず大変とは感じましたが、受診してよかったと思っています!
アメリカは良いところだし、人も優しいんですが、医療面での不安はやはりぬぐえないんですよね…。
お寿司やお刺身を心ゆくまで楽しむ
一時帰国で純粋に楽しみにしていたのは、やはりお寿司やお刺身でした!

やっぱり、日本の魚は本当においしい!
私は、マグロやサーモンよりもブリやアジとかが好きなんですよね…。
マグロはALDIの冷凍で売っているし、サーモンもCostcoで売っています。
でも、ブリもアジもなかなか手に入らない!
というか、アメリカで手に入るところはあるのかな?

田舎に住んでいるので、詳しくなくて…。
帰国すぐは、スーパーに行くだけでテンションが上がっていました(笑)
ししゃもも好きなんですが、手軽に手に入るのがありがたくてありがたくて…!
日本では何度もししゃもを食卓に出していました。

グリルで焼くだけでおいしくて、本当に楽!
お寿司屋さんには、2か月弱の一時帰国の間に5回くらいは行った気がします。
テイクアウトした寿司も何度も食べましたよ。
新鮮な魚が手軽に、しかも安価で手に入る日本は本当にすごいと感じてしまいました…!
限られた一時帰国、おいしい魚は思う存分食べることをおすすめします!!

アメリカに戻ってすぐからすでに魚が恋しかった…。
子どもの体験入学・体験入園で貴重な経験
一時帰国中、長女は小学校、長男と次女は幼稚園に3週間体験入学・体験入園しました。
6月末からの体験入学でしたが、年度が変わった4月中旬には小学校とも園とも連絡を取り始めました。
幼稚園は、園のホームページからメールを送りました。
しかし、あまり体験入園に慣れていなかったのか、なかなかやり取りが進まなかったんです。
そこで、同じ園に通っている子のママ友に頼んで、先生に聞きたいことを聞いてもらいました。
小学校は、連絡先がわからず、ママ友に聞いてみたところ、学校のメールアドレスを教えてもらえました!

滞在先に友達がいるのは本当に心強いです。
でも、体験入学には慣れているようで、メール数通のやり取りで帰国してからの打合せの日も決まりました。
小学校に関しては、教科書がもし同じものを使っているなら持っていくと伝え、教えてもらいました。
幼稚園は、子供たちが以前通っていた園だったので、先生やお友達も顔見知り。
登園の際の持ち物もなんとなくわかっていたので、帰国前に日本の家族に頼んでクローゼットから出しておいてもらいました。

日本にいる家族には、帰国前からたくさん助けてもらい、本当に感謝!
小学校は初めてだったので戸惑いましたが、あるもので良いと言ってもらえ、持ち物の準備はそこまで大変ではなかったです。
ランドセルですが、長女はアメリカに持ってきていて、日本人補習校の際に使っています。
これを体験入学のために日本に持って帰って、またアメリカに持っていくのは大変だと感じました。
そこで、近所の方にお願いしたところ、必要なくなったランドセルを借りることができ、とっても助かりました!
初日、子供たちは緊張して登園・登校していきましたが、お友達も先生も親切にしてくれたようで、楽しく通えました。
息子は、年少さんの時に通っていて、今回年長さんになって少しの間だけ戻ってきたという感じです。

年少さんだったお友達も大きくなっていて、なんだか感動。
先生方もお友達も本人を覚えていてくださり、息子にとって、アメリカに戻りたくなくなるくらい楽しかったよう。
たくさんの人の助けがあって、この体験ができたなと感じています。
たくさんの人と会って話す時間
2か月弱の一時帰国期間、毎日誰かに会わなかった日はないくらい、友人や親戚に会いました。

日本語で思ったことを話せるって本当に幸せ!
子供のお友達とも遊ぶ予定もたくさん立て、正直本当に忙しかった…。
でも、後悔はないし、本当に充実していたなと感じています。
2年経っても会ってくれる人達がいること、本当に感謝だなと思いました。
日本の美容院でリフレッシュ
これは定番かなと思いますが、美容院は行った方が良いです。
私がアメリカで住んでいる地域は、日本人が経営している美容院はありません。

あっても高価だと言う話は聞いています。
主人は、1~2か月に1回くらい1回25ドルくらいの理容室に行きますが、なぜかぱっつん前髪で帰ってきます(笑)。
渡米してから長くなった髪の毛に我慢して過ごして、やっと切れたときの解放感はたまらなかったです!!
一時帰国をより充実させるためのコツ

私が考える一時帰国をより充実させるためのコツは、以下の4つです。
-
事前にやりたいことリストを作っておく
-
医療系(健診や受診)は早めに予約しておく
-
体験入学先へ早めに連絡
- スケジュールを埋めすぎない
順番にお話ししますね!
事前にやりたいことリストを作っておく
一時帰国を充実させるため、事前にやりたいことリストを作っておくのは良いと思います。
渡米後すぐから、思いついたときに携帯のメモにリストとして書いておきました。

日本でしか手に入らない食材や物もリスト化していましたよ♪
誰に会いたいか、どこに行きたいか、何を食べたいかなど、思いついたときにメモしていました。
そのメモを見て、一時帰国が近付いてきた時に事前に動けることも多かったです。
一時帰国中は本当に忙しくて、思ったより時間がなかったと感じました。

買い物に使える時間も限られます!
アメリカに持っていきたいものは、後回しにせず買えるときに買っておくのがおすすめです!
例えば、裏起毛ではない長袖など、ネットで手に入るものはアメリカにいる間にぽちって、実家に置いてもらっていました。
医療系(健診や受診)は早めに予約しておく
歯医者は特に予約がいっぱいで、1か月先は当たり前にあるので、早めに予約しておくことをおすすめします!
上記では触れませんでしたが、今回の一時帰国中に夫婦で人間ドックを受けたんです。

これも1か月半ほど前には予約しています。
私がアメリカで契約しているTello Mobileは無料通話分で日本の固定電話に電話をかけることができます♪
アメリカから電話予約が必要でしたが、固定電話なら国際電話でも追加料金かからないので、予約の際とっても助かりましたよ!
体験入学先へ早めに連絡
体験入学・体験入園も早めの連絡をおすすめします。
受け入れる学校や園側が、慣れていない場合連絡を取り合うのも時間がかかります。
長女が体験入学させていただいた小学校は、1か月前には給食を希望するかを申請しなければならなかったです。
私の場合は申請が間に合い、給食を出してもらえましたが、申請が間に合わず、毎日弁当を持参したという方の話も聞いています。

毎日弁当を作るのは大変…。
体験入学が決まり次第、とりあえず連絡をするのが良いと思います。
スケジュールを埋めすぎない
私の反省点ですが、休む日も入れながらスケジュールを立てることをおすすめします。
一時帰国中は、毎日のように誰かに会ったり、病院受診したり、学校と幼稚園の期間は子どもの送迎に追われたり…。

思ったより忙しかったんです…。
一時帰国中、私は体調を崩して、2日ほど動けなかった日がありました。
数日前からあまりお腹の調子が良くなかったのに、薬を飲んで症状を抑えて、なんとか予定をこなしていました。
それが祟って、そのあと2日ほど食べられなくなり、ずっと寝ていました…。
もちろんその間も予定があったんですが、キャンセルになってしまいました。
子どもたちの世話も家族に頼り、本当にありがたかったですが、迷惑もかけました。

体調不良になったらすぐ休む!
その前にできれば休む日も作っておくことがおすすめです。
一時帰国でやってよかったこと7選 まとめ

一時帰国でやってよかったこと7選は以下でしたね。
-
七五三の写真撮影で、日本らしい思い出作り
-
日本で信頼できる歯医者さんでの健診
-
耳鼻科受診で納得できる診断をもらえた安心感
-
お寿司やお刺身を心ゆくまで楽しむ
-
子どもの体験入学・体験入園で貴重な経験
-
たくさんの人と会って話す時間
-
日本の美容院でリフレッシュ
一時帰国する上で、おそらく実家や友人に頼らなければならないことも多いかもしれません。
でも、いろんな人たちのおかげで、充実した一時帰国をすることができました!
人へのありがたみも改めて感じました。
一時帰国の参考になれば嬉しいです♪


コメント