アメリカの痔の薬と治療体験|Preparation H・処方薬・受診の流れ

アメリカで痔になったら 医療・ヘルスケア
記事内に広告が含まれています。

※この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

アメリカで痔になったとき、

「病院に行くべき?」
「市販薬で様子を見てもいい?」
「英語で症状を説明できるかな…」

と不安になる方も多いと思います。

私自身、アメリカで排便時の出血が続き、検査の結果「いぼ痔(内痔核)」と診断されました。

実際に、

  • 処方薬(Procto-Med HC)
  • 市販薬としてよく知られているPreparation H
  • ゴム結紮術(rubber band ligation)

について医師から説明を受け、治療を経験しました。

この記事では、アメリカで痔になったときの受診の流れ、処方薬、市販薬、治療体験について実体験ベースでまとめています。

「アメリカで痔になって困っている…」という方の参考になれば嬉しいです。

日本で看護師として働いていた筆者が解説していきます。
プロフィールはこちら

【結論】アメリカで痔になったらどうする?

  • 軽いかゆみ・違和感 → 市販のPreparation Hで様子見
  • 出血が続く → 受診推奨
  • 強い痛み・大量出血 → 早めに受診

まず市販薬を試したい人へ

「いきなり病院はハードルが高い…」という方は、症状が軽い場合は市販薬で様子を見る選択肢もあります。

私自身は出血が続いていたため受診しましたが、アメリカではPreparation Hが一般的です。

👉症状別の選び方はこちら(Amazon

私がアメリカで痔を受診したきっかけ

reasonのカラフルなブロックと葉

以前から排便時の出血がありましたが放置していました。日本の健康診断で便潜血陽性となり、不安になってアメリカで大腸カメラを受けた結果、内痔核と診断されました。

アメリカで大腸カメラを受けた体験談を書いた記事もあるので参考にしてください。

そしてその時に、医師から“rubber band ligation”という、日本でいう『ゴム結紮術』を勧められました。

ゴム結紮術については、実際に受けた当日の流れや痛みについて、別の記事で詳しくまとめています。
アメリカでゴム結紮術(rubber band ligation)を受けた体験談|痛み・流れ・回数まとめ

アメリカの診察でよく使う英語

5つのブロックとはてな

下記に診察でよく使われる英語について書くので、良ければ参考にしてください。

初診でよく使われる英単語

初診では、受付や問診で基本的な単語を使うことが多いです。
いくつか覚えておくだけでも、やりとりがぐっとスムーズになります。

  • appointment(予約)
  • insurance card(保険証)
  • check-in / check-out(受付・会計)
  • symptoms(症状)
  • bowel movement(排便)
  • bleeding(出血)
  • pain(痛み)
  • itching(かゆみ)

受付では「Do you have an appointment?(予約はありますか?)」と聞かれるので、
「Yes, I have an appointment at 10:00.(10時に予約しています)」と答えれば大丈夫です。

治療説明で出てきた英語(ligation, hemorrhoid, anesthesia など)

治療の説明では、少し専門的な単語が出てきます。
初めて聞くと難しく感じますが、意味を知っておくと安心です。

英単語 意味 補足説明
hemorrhoid 痔核(いぼ痔) 病名としてよく使われます。 “internal hemorrhoid”(内痔)、 “external hemorrhoid”(外痔)
ligation 結紮(けっさつ) ゴムや糸でしばること。 rubber band ligation = ゴム結紮術
anesthesia 麻酔 rubber band ligation では局所麻酔ジェル(lidocaine gel)が使われることが多い
band ゴム輪 痔の根元を締める小さな輪ゴムのようなもの
rectum / anus 直腸 / 肛門 anatomical(解剖学的)な説明でよく出てくる
follow-up 再診 処置後に経過を確認する診察

説明の中でわからない単語が出ても、

“Could you please explain that in an easier way?”(もう少し簡単に説明してもらえますか?)
と聞けば、たいていの医師はわかりやすく言い換えてくれます。

不安なことは聞いて大丈夫です。

アメリカで処方された痔の薬(Procto-Med HC)

アメリカで処方された痔の薬

痔の薬を処方された理由

術前の診察時点では、いぼ痔だけでなく出血もあり、医師からは切れ痔(裂肛)も併発していそうだと言われました。

そのため、いきなり結紮術をするのではなく、まずは薬で切れ痔を治しておいた方が、術後や処置の負担が少ないという説明がありました。

薬を使うかどうかは私の希望も聞いてくれて、処方されましたよ。

このとき処方されたのは、いわゆる市販の「Preparation H」ではなく、

Procto-Med HC 2.5%(Hydrocortisone cream USP 2.5%)というステロイド入りの処方薬でした。

指示通り使っているうちに、結紮術を受けるまでに出血は完全になくなりました。

アメリカの痔の薬の使い方

※以下は医師から処方された薬を、私自身が実際に使っていた方法です。
※使用方法や回数は、必ず医師・薬剤師の指示に従ってください。

処方された薬には、肛門内に塗るためのアタッチメントが付いていました。ただ、

  • 洗って再利用する仕様
  • 衛生面が少し気になった

そのため、私はアタッチメントは使わず、使い捨て手袋をして患部のに塗る方法を選びました。

使用のタイミングは、

  • 夜、シャワーで清潔にしたあと
  • 1日1回を目安

で塗っていました。
(※正確な回数の説明書が見当たらず、これは私自身の使い方です)

この使い方でも、出血は徐々におさまっていきました。

アメリカの痔の市販薬Preparation Hについて

PreparationHの商品棚

アメリカの痔の市販薬Preparation Hと処方薬の違い

アメリカで痔の薬を調べると、よく出てくるのが「Preparation H」です。

Preparation Hにはステロイドが含まれていないタイプが多く、腫れや違和感、痛みを和らげることを目的とした市販薬です。

私の場合は、出血が続いており、切れ痔も併発していそうということで、市販薬ではなくステロイド入りの処方薬が選ばれたんだと思います。

※以下は、私自身が実際に使った処方薬と、市販薬として一般的なPreparation Hを比較したものです。
症状や体質によって適した薬は異なるため、症状が強い場合は医師に相談してください。

※以下の商品リンクはAmazon.comを利用しています。価格や在庫は変動する場合があります。

項目 Procto-Med HC(処方) Preparation H(市販)
主成分 ステロイド2.5% フェニレフリン+麻酔
適応 重症・切れ痔 軽症・予防
入手 医師処方 Amazon/Walmart
価格 保険適用 $10-15程度
使用例 術前3日 日常ケア

私自身は市販薬は使用せず、最初から医師に相談し、処方薬で治療を行いました。

ただ、アメリカでは市販薬として「Preparation H」を目にする機会が多く、症状が軽い場合の選択肢としてよく紹介されています。

Preparation Hは、症状が軽い場合や、まず様子を見たい人に向いた薬です。

ただし、炎症や出血が強い場合は、医師の判断で処方薬を使った方が結果的に早く楽になると感じました。

「まず市販薬で様子を見るか」「最初から病院を受診するか」
迷っている方は、出血の有無を一つの目安にすると良いかもしれません。

Preparation Hの主な種類と違い

Preparation Hにはいくつか種類があり、症状によって選ぶタイプが異なります。

種類 特徴 こんな人向け
Preparation H Ointment フェニレフリン配合で血管を収縮させ、腫れや不快感をやわらげる油分強めの軟膏タイプ(保護膜効果あり)。 軽い腫れ・違和感のある人、肌が乾燥しやすい人。
Preparation H Multi‑Symptom Pain Relief Cream プラモキシン+アロエ・ビタミン配合で、痛み・かゆみ・腫れなど複数の症状を一度にケアするクリームタイプの定番。 外側の痔の痛み・かゆみ・灼熱感が強い人、幅広い症状を緩和したい人。
Preparation H Rapid Relief Hemorrhoid Cream with Lidocaine リドカイン配合で患部をしびれさせ、痛みを素早く和らげるタイプ。 痛みが強い、座るのもつらい人。
Preparation H Suppositories 坐薬タイプ。内側のいぼ痔症状に直接働きかけ、違和感や不快感を和らげる。 内痔の違和感、便器に出血が付く人。

同じ「Preparation H」でも、症状によって最適なタイプが変わります。

たとえば「痛み+かゆみを同時にケアしたい」なら Multi-Symptom Pain Relief Cream が人気ですし、「軽いむずむず感や腫れだけを抑えたい」なら Ointment も選択肢です。

アメリカのPreparation Hは基本的にステロイドは入っていないタイプが主流です。

使用方法について

Preparation Hの一部の軟膏タイプには、肛門内に塗るためのアタッチメントが付属しているものもあります。

ただし、製品や販売時期によって付属品が異なる場合があるため、購入時にパッケージを確認することをおすすめします。

アメリカで痔の薬はどこで買える?

私が処方されたのは処方薬でしたが、症状が軽い場合や、まず市販薬から試したい人には、アメリカでは「Preparation H」がとても一般的です。

Preparation HはCVS、Walgreens、Walmart、Target、Amazonなどで購入できます。

「まずは病院に行く前に、市販薬で様子を見たい」
「英語での受診がハードル高い」

という人にとっては、最初の選択肢として知っておいて損はない薬だと思います。

症状が改善しない場合はゴム結紮術という選択肢もある

電球の絵と虫眼鏡とメモ

市販薬や処方薬を使っても症状が改善しない場合、アメリカではゴム結紮術(rubber band ligation)という治療を提案されることがあります。

これは、内痔核(いぼ痔)の根元を小さなゴムで縛り、血流を止めて自然に縮小させる治療です。

私の場合は、大腸カメラで内痔核を指摘されたあと、医師からこの治療を勧められました。

ただ、その時点では出血が続いており、切れ痔も併発している可能性があるとのことで、まずは処方薬で炎症を落ち着かせてから処置を受ける流れになりました。

処置自体は外来で短時間で終わり、私の場合はリドカインジェル(局所麻酔)が使用されました。

術後も強い痛みはなく、当日から普段通りに過ごせました。

ただし、症状の程度や痔の状態によって治療方針は異なるため、必ず医師に相談してください。

アメリカで痔の受診前に確認しておきたいこと(保険・費用)

ビックリマーク

アメリカでは、加入している保険プランによって自己負担額が大きく変わります。

診察や処置の前に、

  • specialist visitの自己負担額
  • procedure費用
  • 保険適用範囲

を確認しておくと安心です。

痔の再発予防で大事だった便秘対策

女性がお腹に手を当てている

痔の悪化予防や、ゴム結紮術後の負担軽減のためにも、便秘対策はかなり重要だと感じました。

便が硬いと、排便時にいきむことで出血や痛みにつながりやすくなります。

アメリカで買ってよかった便秘薬(MiraLAX)

私自身、最初は日本から持ってきたマグミットを使っていましたが、その後MiraLAX を試したところ、個人的にはこちらの方が自然にするっと出る感覚があり、使いやすく感じました。

粉を飲み物に溶かして使うタイプで、CVS・Walgreens・Walmart・Amazonなどでも購入しやすいです。

最近はWalmartやAmazonで買えるジェネリック(polyethylene glycol 3350)を使うこともあります。成分が同じ商品なら、価格を抑えやすいのもメリットです。

Amazonでも購入できます。
👉MiraLAXをAmazonで見る
👉Amazonのジェネリックを見てみる

ただし、便秘の原因によっては合わない場合もあるため、持病がある方や長期間使いたい場合は医師や薬剤師に相談してください。

食事で良かったもの(Dates)

また、薬だけに頼りたくない時に、食事面で意外と良かったのがでデーツ(Dates)でした。

私はCostcoで買ったデーツを毎日2粒食べていたのですが、2〜3日に1回だった便が、1日1回と出る日が増えました。

個人的には、日本でマグミットを飲んでいた時のように、便が少し柔らかくなった感覚もありました。

もちろん体質によると思いますが、「薬は毎日使いたくない」「食事でもできることを試したい」という方には、一つの選択肢かもしれません。

Amazonでも似た商品があります。
👉Amazonでデーツを見てみる

アメリカでの便秘対策についてはこちらの記事でも紹介しています。
アメリカで便秘になった時に試したもの|MiraLaxジェネリック・デーツ

アメリカで痔の治療を受けてわかったこと|薬と処置の選択肢

木目調の壁とまとめ

アメリカで痔の治療を受けるのは、不安が大きいと思います。

でも実際には、

  • 症状に応じてまずは薬で治療
  • 必要があればゴム結紮術などの処置を行う

という、比較的シンプルな流れでした。

私の場合は、術前に処方された薬で出血が落ち着き、そのうえでゴム結紮術を受けたことで、負担が少なく済んだと感じています。

症状が軽い場合は、市販薬(Preparation H)という選択肢もありますし、不安が強い場合は、早めに医師に相談することで安心につながります。

「アメリカで痔になったらどうする?」と悩んでいる方の、一つの実体験として参考になれば嬉しいです。

あわせて読みたい

ゴム結紮術の詳しい体験談を紹介しています。
アメリカでゴム結紮術を3回受けた体験|痛み・当日の流れ・術後経過

いぼ痔を診断された大腸カメラ体験についてはこちらの記事で書いています。
アメリカで大腸カメラを受けた体験談

アメリカでの私なりの便秘対策を紹介している記事はこちらです
アメリカで便秘になった時に試したもの|MiraLaxジェネリック・デーツ

コメント