2025年2月、アメリカでインフルエンザにかかりました。
アメリカでのインフルエンザ罹患も、検査後に陽性が出たらタミフルが処方されるという日本と同じ流れでした。
ただ、今回特に日本ではあまり起きないことがあったので、体験談として残したいと思います。
住んでいる場所によって全然違うこともあるかもしれません。
アメリカの人達は好きなんですが、正直衛生面や医療面で不満・不安が拭えません。
アメリカでインフルエンザ 日本と違う点
今回、アメリカでインフルエンザにかかって日本と違うと感じた点は以下です。
- クリニックでは当日に診てもらえない
- 医療スタッフがマスクをしない
- 検査結果がなかなか来ない
- 町にタミフルがない
- 解熱後24時間で登校可
これは私の住んでいる町の話なので、アメリカでも異なることも多いかと思います。
今回は私たちの場合ですが、以下で書いていきますね!
クリニックでは当日に診てもらえない
かかりつけのクリニックでは、当日に診てもらえることは稀です。
私の町には、Urgent Careと言われる予約なしで行けるクリニックはありません。
救急ならすぐ当日受診にはなりますが、インフルエンザの症状で救急に行くのもなぁと。
会社の通訳さんに電話で連絡を取り、かかりつけ医に予約をしてもらいますが、大抵予約は次の日になるのです…。

早く診てもらいたいのに、すぐ診てもらえないのが不安。
医療スタッフがマスクをしない
医療スタッフはいつ来てもマスクはしておらず、かかりつけのクリニックには隔離室もありません。
症状は病院側に伝えてあると思うんですが、普通に受付して普通の待合室で待ちました。
日本では隔離室の待合室があることも多いと思いますが、それがないのです。
また、問診をするNsの人達も、そのあと診察でやってくる医師も誰もマスクをしていません。

インフルエンザ流行ってると思うんだけど、移らないのかしら?
一通り診察して、インフルエンザが疑わしいため検査を提案されます。

インフルエンザが流行っているので、検査をしましょう。
流行ってるのによくマスクつけずに近くで診察できるなあ…。
ちなみに、私たちのかかりつけ医では、毎回タブレットで通訳の人とつなげてくれて問診、診察します。
そこは安心なんですが、他に気になるところは多いです…。
検査結果がなかなか来ない
検査後、結果は電話でお知らせしてその後に指定した薬局に薬を取りに行く流れです。
しかし、電話が3時間経っても来ませんでした。

おそらく、インフルエンザも流行していて忙しかったんだと思います。
クリニックも薬局も締まる時間が近づいてきたので、旦那が電話は来ていないけど薬を取りに行きました。
検査後すぐ帰れるのは良いんですが、インフルエンザの検査って15分あれば出ると思うんです。
それならそこまで車で待つなりのルールを設けてくれたら、その方が早いのにと思ってしまいました。
町にタミフルがない
私たちのかかりつけ病院は、薬局に直接処方箋を送るため、指定した薬局に直接行けば薬を受け取れます。
旦那が薬を取りに行ったところ、指定した薬局で子供のタミフルがもらえず、WalmartやCVSを回ったそうです。
結局、私たちの町に子供のタミフルがないことが判明し、車で片道40分の隣町まで取りに行くことになりました。

これには驚きました。
この時すでに18時。
タミフルは、インフルエンザを発症してから48時間以内に飲んだ方が良いとされます。
インフルエンザウイルスは感染後、急速に増殖し、発症から48時間以内にピークを迎えます。
このタイミングで抗ウイルス薬を使用することで、ウイルスの増殖を最小限に抑え、症状の悪化を防ぎます。
私も子供たちも39度近くある状態だったのですが、今日飲まないと発症後48時間経ってしまう。
今日受診した意味がなくなる、また息子が薬を飲んで早く治したいとパパに頼んだので、取りに行ってもらいました。
旦那20時過ぎに帰宅。

この時のワンオペもきつかった…。
解熱後24時間で登校可
私の住む町の学校では、インフルエンザの後でも解熱後24時間経過していれば登校できます。
日本より早めに登校が可能になりますね。
ただ、解熱後24時間で感染力は弱まるのかが疑問です。
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。
日本でインフルエンザは、発症後5日かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで出席停止になりますよね。
この感染力を考慮してのことだと思います。
アメリカの解熱後24時間だと、解熱が早い人では感染力が残ったまま登校している場合もあるかも?

細かいルールを決めるのは、アメリカ人の性に合わないのかもしれませんね。
子供のインフルエンザに避けるべき薬を勧められる
実はもう一つ気になったことがありました。
子供のインフルエンザの発熱や頭痛に対し、イブプロフェンを勧められたことです。

あれ?ネットにはダメって書いてあった気が…。
イブプロフェンはダメな気がするけど気のせいかなと思い、改めて調べてみましたが、以下の説明がありました。
イブプロフェンなどの「NSAIDs」という種類の解熱鎮痛剤は、インフルエンザ脳症やライ症候群の発症を指摘されているため、子どもは服用を避けることとされています。

やっぱり子供にはダメじゃん!
これは私たちのかかりつけクリニックがおかしいのでしょうか?
アメリカでは大丈夫とされているのか、調べてはいませんが、処方された子供たちが大丈夫か不安です…。
アメリカ人は、日本人より体が大きい傾向にあり、薬の用量も日本より多めに記載されていることもあります。
言われたから、何錠服用と書いてあるからと無知に服用するのではなく、自身で調べてから使用すべきだと感じました。
アメリカでインフルエンザ 日本と違う点 まとめ
今回、アメリカでインフルエンザにかかって日本と違うと感じた点は以下です。
- クリニックでは当日に診てもらえない
- 医療スタッフがマスクをしない
- 検査結果がなかなか来ない
- 町にタミフルがない
- 解熱後24時間で登校可
これは私の住んでいる町のクリニックのお話なので、他のところはわかりません。
でも、大事なのは自分の身は自分で守ること。
薬の成分も、携帯で検索すれば日本のサイトで大抵出ると思います。
自分や子供の体重に合っているか確認したり、本当に飲んでいいか調べてみましょう!
これはアメリカに限らず、日本でも、様々なことが当てはまるかもしれませんね。
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