アメリカで子ども用市販薬まとめ|症状別にわかりやすく解説【発熱・アレルギー・座薬は?】

アメリカで買える子どもの市販薬 医療・ヘルスケア

アメリカで子育てをしていると、
「子どもが急に熱を出した」
「薬局に行ったけど、どれを買えばいいかわからない」
と困ることがよくあります。

日本と違い、薬の名前も成分もすべて英語。

アメリカのドラッグストアで子ども用市販薬を探すと、TylenolやMotrin、Benadrylなど日本では見慣れない名前が並びます。

さらにアメリカは市販薬の選択肢がとても多いため、余計に迷ってしまいますよね。

この記事では、アメリカで子どもに使える市販薬を症状別にまとめて紹介します。

すでに詳しく書いている記事へのリンクもあるので、
「まず全体像を知りたい」
「今すぐ必要な薬を知りたい」
という方の入り口として使ってください。

アメリカの市販薬を使う前に知っておきたい基本知識

CHECKの文字と葉

日本とここが違う|アメリカの子ども用市販薬の特徴

アメリカの市販薬は、日本と比べて以下の特徴があります。

  • 成分量が多い
  • 自己判断で購入・使用する前提
  • パッケージに情報が細かく書かれている

そのため、「日本で使っていた感覚のまま」使うのは少し注意が必要です。

「Children’s」「Infant」の表示の違い

薬売り場では、

  • Infant(乳児向け)
  • Children’s(幼児・小児向け)

と書かれた薬をよく見かけます。

これは単なる名前の違いではなく、対象年齢・濃度・スポイトの有無などが異なります。

必ずパッケージの
「Age」「Directions」
を確認してから選ぶようにしましょう。

年齢・体重どちらで量を決める?注意点

アメリカの子ども用薬は、

  • 年齢
  • 体重

どちらか、または両方で使用量が書かれていることが多いです。

迷った場合は、体重ベースの記載がある場合はそちらを優先すると比較的安全です。

不安なときは、薬局の薬剤師に相談してOKです。

迷ったら薬剤師に聞いてOK?英語フレーズ例

アメリカでは、市販薬でも薬剤師(Pharmacist)に相談してOKです。

処方薬カウンター(Prescriptionカウンター)の近くにいることが多く、順番を待っていれば無料で相談できます。

「英語が不安で聞きづらい…」という方も多いですが、シンプルな英語で大丈夫です。

ここでは、すぐに使えるフレーズを紹介します。

基本の聞き方

Can I ask you a question about children’s medicine?
(子どもの薬について質問してもいいですか?)

まずはこれだけでOKです。

症状を伝えるとき

My child has a fever. Which one should I use?
(子どもが熱があります。どれを使えばいいですか?)

My child has a rash. Is this okay to use?
(発疹があります。これは使って大丈夫ですか?)

He is 5 years old and weighs about 18 kg(around 40 pounds).
(5歳で体重は約18kg(40ポンド)です。)

年齢と体重を伝えると、スムーズです。

また、アメリカでは体重はポンド(pounds, lb)で聞かれることが多いので、体重のことを話すときは子どもの体重をポンドでも知っておくとスムーズだと思います。

用量を確認したいとき

How much should I give?
(どれくらい飲ませればいいですか?)

How often can I give this?
(どれくらいの間隔で使えますか?)

英語が不安なとき

Sorry, my English is not very good.
(英語があまり得意ではありません。)

ゆっくり話してくれることがほとんどです。

実際に相談してみて感じたこと

アメリカの薬剤師さんは、市販薬の相談にも慣れています。

私は子どもの薬で相談したことはまだないのですが、一度、自分の検査前に市販薬を用意する必要があり、病院から渡された紙を持って薬剤師さんに相談したことがあります。

売り場まで一緒に来てくれて、「こちらのジェネリックの方が安いですよ」と親切に教えてくれました。

英語に自信がなくても、きちんと説明してくれます。

迷ったまま自己判断で買うより、数分相談したほうが安心だと感じました。

【症状別】アメリカで子どもに使える市販薬一覧

薬と水

ここからは、よくある症状別に市販薬を紹介します。

発熱・痛みがあるとき(かぜ・予防接種後など)

子どもの発熱時によく使われるのが、以下の2種類です。

  • Tylenol(タイレノール)
    成分:アセトアミノフェン

  • Motrin / Advil
    成分:イブプロフェン

日本の解熱鎮痛薬とは成分や用量が異なるため、併用や使い分けには注意が必要です。

インフルエンザのとき、15歳未満ではイブプロフェンなど一部の解熱鎮痛薬が「インフルエンザ脳症との関連が指摘されている」ため、日本では使用を控えるように勧められています。

そのため、我が家ではインフルエンザを疑うときは、まずアセトアミノフェン(Tylenol)を第一選択にしています。

ただしアメリカでは、アセトアミノフェンとイブプロフェンのどちらも解熱鎮痛薬として使われているため、心配な場合は医師や薬剤師に相談してから選ぶことをおすすめします。

Tylenol(タイレノール)やアセトアミノフェン座薬の使い方は別記事でまとめています。
▶︎アメリカのTylenol(タイレノール)完全ガイド|日本との違い・子ども、妊婦でどう使う

インフルエンザを疑う場合はこちらの記事も参考にしてください。
病院に行くべき?アメリカでインフルエンザの費用・薬・連絡方法まとめ

アレルギー・蕁麻疹・かゆみがあるとき

突然の蕁麻疹や、原因不明のかゆみが出ることもあります。

アメリカでよく使われるのは、

  • Benadryl
  • Zyrtec / Claritin(年齢に注意)
  • Hydrocortisone(塗り薬)

眠気が出やすい薬もあるため、使うタイミングには気をつけましょう。

我が家の子ども達が蕁麻疹になったときの対応は別記事で紹介しています。
▶︎アメリカで子どもの蕁麻疹|原因と市販薬・塗り薬、受診の目安

花粉症・鼻水・くしゃみがつらいとき

アメリカでも、季節によって花粉症に悩む子どもは多いです。

子ども用の花粉症薬には、以下のタイプがあります。

  • シロップタイプ
  • チュアブル(噛んで飲む)

「眠くなりにくいかどうか」も選ぶポイントです。

子どもの花粉症薬については別記事で詳しく紹介しています。
▶︎アメリカで買える子どもの花粉症薬|シロップ・チュアブル徹底比較

咳・鼻づまり・かぜ症状のとき

アメリカでは、咳止めやかぜ薬の年齢制限が厳しめです。

「Cough & Cold」と書かれた薬でも、小さな子どもには使えない場合があります。

なお、4歳未満の子どもには市販の咳止め薬は推奨されていない製品も多いです。

喘息が疑われる場合は自己判断せず医師に相談しましょう。

自己判断で使わず、症状が強い・長引く場合は受診を検討しましょう。

薬を嫌がる・飲まないときの対処法

女性が悩む

アメリカの薬はなぜ甘い?子どもの反応あるある

アメリカのシロップ薬は、かなり甘く、香りも強いものが多いです。

それが原因で、「逆に嫌がって飲まない」ということもよくあります。

シロップ・チュアブル・座薬はある?

アメリカの子ども用市販薬はシロップタイプが主流で、日本でよくある「粉薬」はほとんど見かけません。

シロップ(液体)

もっとも一般的で、スポイトや計量カップが付属しています。

ただし、かなり甘く、香りが強いものも多いため、それが原因で嫌がる子もいます。

実は我が家の子どもたちも、アメリカのシロップ薬をスムーズに飲めた試しがありません。

チュアブル(Chewable)

噛んで飲むタイプです。

  • タブレット型
  • グミタイプ
    などがあります。

「薬っぽさ」が少なく、年齢によってはこちらのほうが飲みやすい場合もあります。

我が家の子どもたちは、タイレノールのチュアブルは飲めないけど、クラリチンのチュアブルなら飲めます。

チュアブルがある薬によっても、合う合わないがあるようです。

座薬はある?

アセトアミノフェン座薬の市販薬は売っています。

Tylenoブランドでは座薬は販売されておらず、有名なのはFeverAllAmazonCVSブランドのアセトアミノフェン座薬も売っていますよ。

体重によって使用量が異なるため、パッケージの指示を必ず確認しましょう。

アセトアミノフェン座薬の体重による用量や使い方はTylenol(タイレノール)の使い方ガイドで紹介しています。

座薬は体温を下げる目的で使いますが、ぐったりしている場合は受診を優先しましょう。

形状を変えるだけでうまくいくことも

シロップがダメでも、チュアブルならいけることもあります。

逆に、チュアブルを嫌がる子もいます。

形状を変えるだけでうまくいくこともあるので、年齢に合った選択肢を知っておくと安心です。

どうしても飲まないときの工夫

薬によってはどうしても飲まなければならないときがあります。それでも飲めない時は以下の工夫をしています。

  • チョコレートアイスと混ぜる
  • 少量ずつ与える
  • スポイトやシリンジを使う
  • 飲ませる姿勢を工夫する

ちょっとしたコツでうまくいくこともあります。

詳しい薬の飲ませ方の対処法は以下の記事で紹介しています。
▶︎アメリカで子どもが薬を飲まないときの対処法|薬の飲ませ方と実体験まとめ

こんなときは受診を考えよう(市販薬で様子見NG)

子どもが救急車の模型をもつ

  • 生後3か月未満で発熱があるとき
  • 3日以上続く発熱
  • 水分がとれない、ぐったりしているとき
  • アレルギー症状が強い・悪化しているとき
  • 「いつもと様子が違う」と感じたとき

親の直感は意外と大事です。迷ったら、無理せず受診を選びましょう。

アメリカで子どもの受診先や、受診時に使える英語などをまとめた記事はこちらです。
アメリカで子どもが体調不良のときの対応まとめ

まとめ|渡米直後・旅行中の親御さんへ

木目調の壁とまとめ

アメリカでの子どもの体調不良は、「どの薬を選べばいいかわからない」こと自体が大きなストレスになります。

このページでは、

  • よくある症状
  • 代表的な市販薬
  • 詳細記事へのリンク

をまとめました。

いざというときのために、ブックマークしておくと安心です。

今後も、実体験をもとに情報を追記していく予定です。

※実際の商品リンクは各詳細記事にまとめています。

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