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※本記事は一般家庭での判断材料をまとめたものであり、医療行為の指示ではありません。
アメリカで子どもが発熱したとき、よく使われる解熱鎮痛薬の一つがモートリン(Motrin)です。
日本ではあまり聞き慣れない名前ですが、成分はイブプロフェンで、日本でも広く使われている薬です。

ただ、日本の薬と違うのが「年齢ではなく体重で用量を決める」こと。
この記事では
- 子どものモートリンの用量(体重別)
- 使える年齢
- 使用するときの注意点
- タイレノールとの違い
をまとめました。
※ここに記載した用量は一般的な目安であり、持病がある場合や、ほかの薬を飲んでいる場合は、必ず医師・薬剤師に確認してください。
▶子どもの解熱剤タイレノールとモートリンどちらを使うべきかはこちらを参考にして下さい。
モートリンとは(イブプロフェン)
モートリンは、イブプロフェン(Ibuprofen)を有効成分とする解熱鎮痛薬です。
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アメリカでは子どもの発熱や痛みによく使われています。
モートリンの有効成分(イブプロフェン)
イブプロフェンはNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の一種で、次のような作用があります。
- 解熱(熱を下げる)
- 鎮痛(痛みをやわらげる)
- 抗炎症(炎症を抑える)
解熱・鎮痛作用(どんな症状のときに使う?)
子どもでは次のような症状のときに使われます。
- 発熱
- のどの痛み
- 耳の痛み(中耳炎など)
- 歯の痛み
- けがの痛み
アメリカで販売されている子ども用モートリンの種類
子ども用モートリンにはいくつか種類があります。主なタイプはこちらです。
Infants Motrin
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-
赤ちゃん用
-
シリンジで量るタイプ
Children’s Motrin
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-
シロップタイプ
-
カップで量る
Chewable Tablet
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- 噛んで飲むチュアブルタイプ
子どものモートリン用量(体重別)

モートリンの用量は年齢ではなく体重を基準に決めます。
基本の用量(体重1kgあたりの目安)
一般的な目安は次の通りです。
10mg/kg を6〜8時間ごと
また、1日最大4回までが目安です。
体重別の用量目安(アメリカのラベル参考)
Children’s Motrin(100mg/5ml)の場合の目安です。
| 体重 | 用量 |
|---|---|
| 約5〜7kg | 2.5ml |
| 約8〜10kg | 3.75ml |
| 約11〜15kg | 5ml |
| 約16〜21kg | 7.5ml |
| 約22〜27kg | 10ml |
※商品ラベルを必ず確認してください。
服用間隔
- 6〜8時間あける
- 1日最大4回まで
短時間で繰り返し使用するのは避けましょう。
モートリンを使える年齢

モートリンは生後6か月以上の子どもから使用できます。
生後6か月未満の赤ちゃんには使わない理由
生後6か月未満の赤ちゃんでは、腎機能が未熟で、安全性が十分確認されていないため、一般的には使用しません。
赤ちゃんが発熱した場合は、まず小児科への相談が勧められます。
モートリンを使うときの注意点

必ず体重で用量を確認する
アメリカの薬は年齢より体重が基準です。
体重が分からない場合は、最近の健診記録などを参考にしましょう。
付属のシリンジ・カップを使う
家庭用スプーンでは量が正確に測れないことがあります。
必ず付属の計量器具を使いましょう。
脱水時は注意
イブプロフェンは腎臓に負担がかかることがあるため、脱水時はイブプロフェンは避けた方が良いとされています。
次のような場合は注意が必要です。
- 嘔吐
- 下痢
- 水分がとれていない
心配な場合は医師に相談してください。
▶アメリカで子どもが胃腸炎になったときの対応については別記事へ。
長く続く発熱は受診する
次のような場合は医療機関を受診しましょう。
- 発熱が3日以上続く
- 元気がない
- 水分がとれない
▶アメリカで子どもが体調不良ときの受診目安・使える英文はこちらでまとめています。
タイレノールとの違い

アメリカでは、子どもの解熱剤として
モートリン
タイレノール
の2つがよく使われます。
有効成分の違い
-
モートリン:イブプロフェン
-
タイレノール:アセトアミノフェン
効果の違い
モートリン
- 炎症や痛みに強い
- 効果が長め
タイレノール
- 胃への負担が少ない
- 小さい赤ちゃんでも使える
どちらを選ぶ?
状況によって使い分けることが多いです。
-
赤ちゃん → タイレノール
-
痛みが強い → モートリン
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
▶子どもの解熱剤タイレノールとモートリンどちらを使うべき?
よくある質問(FAQ)

Q1.モートリンは何時間あけて飲ませますか?
一般的には 6〜8時間あけて使用します。また、1日最大4回までが目安です。
Q2.モートリンは何歳から使えますか?
モートリンは生後6か月以上の子どもから使用できます。6か月未満の赤ちゃんには通常使用しません。
Q3.モートリンとタイレノールは一緒に使えますか?
医師の指示で交互に使用することがあります。ただし自己判断で併用すると、飲ませすぎのリスクがあるため注意が必要です。
▶モートリンとタイレノールの違いについてはこちらの記事で解説しています。
Q4.モートリンとイブプロフェンは違う薬ですか?
モートリンは商品名で、成分はイブプロフェン(Ibuprofen)です。
アメリカでは以下が同じ成分の薬です。
- モートリン
- アドビル(同じイブプロフェン製剤)
Q5.モートリンは何分くらいで効きますか?
通常は 30〜60分ほどで効果が出始めるとされています。
Q6.モートリンは何日続けて使っても大丈夫ですか?
発熱が3日以上続く場合は、医療機関を受診することが勧められています。
👉今回紹介した解熱剤はこちら(Amazon)
アメリカではどちらもドラッグストアやAmazonで購入できます。

アメリカでは日本と薬の名前や使い方が違うため、子どもが発熱したときに戸惑うこともあります。
モートリン(Motrin)の使い方・用量を知っておくと、いざというときに落ち着いて対応しやすくなります。
まとめ

アメリカでよく使われる子ども用の解熱鎮痛薬 Motrin(イブプロフェン) は、発熱や痛みをやわらげるときに役立つ薬です。
日本の薬と違い、アメリカでは 年齢ではなく体重を基準に用量を決めるのが特徴です。
使用するときは
- 体重に合った用量を確認する
- 6〜8時間以上あけて使用する
- 1日最大4回までにする
といった基本を守ることが大切です。
また、生後6か月未満の赤ちゃんには使用できない点や、脱水時には注意が必要な点にも気をつけましょう。

子どもの発熱は心配になることも多いですが、薬の使い方を知っておくと落ち着いて対応しやすくなります。
この記事が、アメリカで子育てをしている方の参考になればうれしいです。
子どもの発熱で困ったときはこちら
- アメリカの子どもの解熱剤タイレノールとモートリンの選び方はこちら。
- アメリカのタイレノールの詳しい用量の解説はこちら。
- アメリカでの子どもの体調不良時の受診目安・使える英文についてはこちら。

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