アメリカのSSNって何?渡米後の取得方法と私の申請体験

アメリカのSSNって何? アメリカ生活

アメリカに渡航すると、よく耳にするのが「SSN」という言葉。

銀行口座を開設したり、クレジットカードを申し込んだり、仕事を始めたりするときなど、さまざまな場面で登場します。

でも、渡米したばかりだと、

「SSNってそもそも何?」
「駐在員の配偶者も取得するの?」
「渡米したらすぐに申請したほうがいい?」

と分からないことも多いですよね。

私自身、2023年にアメリカへ渡ったときは、SSNについて詳しく理解していたわけではありませんでした。

夫から「SSNを取ったほうがいい」と言われ、よく分からないまま手続きをすることに。

この記事では、現在の公式情報をもとにしたSSNの基本と、2023年に私が実際に申請したときの体験を分けて紹介します。

※SSNの申請条件や必要書類、手続き方法は変更される可能性があります。実際に申請するときは、必ずSocial Security Administration(SSA)の最新情報をご確認ください。

渡米直後にやるべきことをまとめた記事はこちらです。
アメリカ到着後すぐにやることリスト

アメリカのSSNとは?

SSNは「Social Security Number」の略

SSNは、Social Security Number(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)の略です。

アメリカで個人を識別するために使われる9桁の番号で、日本のマイナンバーに少し似ています。

ただし、SSNは単純に「アメリカに住んでいる人全員が持つ番号」というわけではありません。

SSAによると、外国人の場合、原則としてDHSから就労許可を受けている人がSSNを取得できます。

SSNは何に使われる?

SSNは、アメリカで生活しているとさまざまな場面で登場します。

たとえば、

  • 就労・給与に関する手続き
  • 税金に関する手続き
  • 銀行や金融機関での手続き
  • クレジットカードの申し込み
  • その他、行政や金融関係の手続き

などです。

SSAも、SSNは仕事や税金、銀行・金融機関などで使われると案内しています。

ただし、SSNがないとアメリカで何もできない、というわけではありません。

SSAも、就労許可がない外国人であっても、SSNがなくても銀行口座開設や学校への登録など、SSNを必要としない手続きがあると案内しています。

そのため、「自分はSSNを取得できるのか」「本当に必要なのか」は、ビザや目的によって確認することが大切です。

アメリカに住む人は全員SSNが必要?

いいえ、アメリカに住む人全員が必ずSSNを取得するわけではありません。

外国人の場合、基本的にはDHSから就労許可を受けていることがSSN取得の重要な条件になります。

そのため、同じ「アメリカに住む家族」でも、ビザやステータスによってSSNを取得できるかどうかが異なる場合があります。

E-2ビザの配偶者もSSNを取得できる?

E-2ビザの配偶者については、現在の制度では、一定の条件を満たすE-2配偶者はステータスに基づいて就労することが認められています。

USCISは、E-1・E-2などの一定の配偶者について、ステータスに基づく就労許可を認めています。SSAの現在の案内でも、E-2配偶者は就労許可のある配偶者として扱われています。

そのため、E-2ビザで渡米する人は、

「配偶者だからSSNは取れないのでは?」

と最初から決めつけず、自分のI-94などの現在のステータスを確認したうえで、SSAの最新情報を確認するのがおすすめです。

なお、SSNカードには、就労に関する制限が記載される場合があります。SSAでは、一定の一時滞在者には「VALID FOR WORK ONLY WITH DHS AUTHORIZATION」と記載されたカードを発行すると説明しています。

渡米したらSSNはすぐに申請する?

SSNを申請するタイミングは、その人のビザや状況によって異なります。

「渡米したら必ず○日以内に申請する」というものではありません。

私の場合は、2023年9月に渡米して、実際にSSNの申請をしたのは11月でした。

私の場合は、9月に渡米して11月に申請

私が渡米した当時は、SSNについて詳しく理解していませんでした。

夫から「SSNを取ったほうがいい」と言われて、「そうなんだ」くらいの感覚で手続きをすることに。

当時はまだアメリカ生活が始まったばかりで、私はアメリカで働く予定もありませんでした。

それでも、夫からSSNを取るように言われたことや、今後の生活で必要になる場面があることを考えて、申請することになりました。

ただ、すぐには申請できませんでした。

SSNはどこで申請する?

SSNの手続きは、Social Security Administration(SSA)で行います。

現在の申請方法や、窓口へ行く必要があるかどうかは、個人の状況によって異なる可能性があります。

初めてSSNを申請する場合の手続きについては、SSAの公式サイトで最新情報を確認できます。

→ SSA公式|SSNを初めて申請する場合

SSNの申請に必要なもの

必要書類は、ビザや申請者の状況によって異なります。

SSAでは、外国人がSSNを申請する際、現在の移民ステータスを確認するため、たとえば以下のような書類を案内しています。

  • パスポート
  • I-94
  • EAD(Employment Authorization Document)などの就労許可を示す書類

などです。

ただし、必要な書類は人によって異なるため、申請前にSSAの公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

SSA公式|SSN申請に必要な書類を確認する

私自身、2023年に何を持って行ったのかは、現在となってはすべて正確には覚えていません。

おそらくパスポートやI-94を持参したと思いますが、ここは「私の場合はこうだった」としても、現在の必要書類とは分けて考えてください。

私のSSN申請体験談

ここからは、2023年に私が実際にSSNを申請したときの話です。

夫に付き添ってもらってSocial Security Administrationへ

私が行ったSSAのオフィスは、自宅から車で1時間ほどかかる場所でした。

当時の私は、

  • アメリカに来て2か月ほど
  • 英語での手続きに自信がない
  • アメリカでの運転にもまだ慣れていない

という状態。

しかも、夫は仕事があるので、なかなか休みを取れる日がありませんでした。

夫からは、

「一人で行けない?」

と言われたこともありました。

でも、

「いや、無理!」

というのが正直な気持ちでした。

知らない道を1時間運転して、子どもたちを連れて、英語で行政手続きをする。

渡米したばかりの私には、かなりハードルが高かったです。

結局、夫が休める日に一緒に行ってもらい、9月に渡米してから約2か月後の11月に申請しました。

子どもたちも一緒に連れて行きました

申請した当時、子どもたちも一緒でした。

当時は、子どもがまだ小さく、預けて一人で行くという選択肢も簡単ではありませんでした。

夫と私、そして子どもたちでSSAへ。

子どもたちはじっとしているのが難しい年齢だったので、途中で夫と子どもたちがその場を離れていた時間もありました。

渡米直後で右も左も分からない中、夫についてきてもらえたことは、私にとってかなり心強かったです。

申請時に聞かれたこと

申請時には、いくつか質問をされました。

私が覚えているのは、両親についての質問があったこと。

特に、母親の旧姓(maiden name)について聞かれたことを覚えています。

ただし、これは2023年の私の記憶に基づくものなので、現在の質問内容を示すものではありません。

「こういうことを聞かれるかもしれない」と参考程度に考えておくとよいと思います。

SSNカードは後日、自宅に届きました

申請後、SSNカードはその場でもらうのではなく、後日、自宅に郵送されました。

ただ、私の場合、2023年当時に「申請から何日で届いたか」は正確には覚えていません。

現在の郵送時期も申請方法や状況によって異なる可能性があります。

SSNを取得したあと、私が実際に使ったもの

私の場合、SSNを取得したあと、アメリカ生活の中で少しずつSSNを使う場面が出てきました。

運転免許の取得

SSNを取得したあと、私はイリノイ州の運転免許取得の手続きを進めました。

ただし、「SSNがないとイリノイ州の運転免許が絶対に取れない」という意味ではありません。

運転免許の必要書類は、ステータスなどによって異なるため、現在のイリノイ州の公式情報を確認する必要があります。

クレジットカードの申し込み

その後、アメリカでクレジットカードを申し込むときにもSSNを使いました。

アメリカでは、クレジットカードを作っていく中で「クレジットヒストリー」という信用履歴が少しずつ積み上がっていきます。

私自身も、渡米直後はクレジットヒストリーのことをよく分かっていませんでした。

今振り返ると、

「SSNを取ったら終わり」ではなく、そこからアメリカでの生活や金融関係の手続きにつながっていった

という感じです。

クレジットカードについては、別の記事で詳しくまとめています。
▶アメリカ到着後、クレジットカードをどう作る?(執筆予定)

まとめ|SSNは「渡米したらすぐ絶対必要」ではないけれど、早めに知っておくと安心

アメリカのSSNは、Social Security Numberの略で、仕事や税金、銀行・金融関係など、アメリカ生活のさまざまな場面で登場します。

ただし、アメリカに住む人全員が必ずSSNを取得するわけではありません。

外国人の場合は、就労許可の有無などによって取得できるかどうかが変わります。

E-2ビザの配偶者については、現在の制度ではステータスに基づく就労許可が認められており、SSNの対象となる場合があります。

私自身は、2023年9月に渡米して、11月にSSNを申請しました。

当時はSSNについて深く考えていませんでしたが、後になって運転免許やクレジットカードなど、さまざまな場面で使うことになりました。

渡米前後は、ビザや住居、学校、保険など、考えることがたくさんあります。

その中で「SSNって何?」と疑問に思ったら、まずは自分のビザ・ステータスでSSNを取得できるのか、いつ申請できるのかを確認しておくと安心です。

そして、SSNを取得したあとに気になってくるのが、

「アメリカのクレジットカードってどうやって作るの?」

ということ。

次の記事では、アメリカ到着後にクレジットカードを作る方法について、私の経験をもとにまとめていきます。

コメント