「アメリカで使う携帯キャリアはどれがおすすめ?」
「アメリカにも格安SIMはあるの?」
駐在前や渡米直後に悩む方も多いと思います。
「アメリカの携帯代は高い」とよく聞きます。実際、大手キャリアで契約すると月70ドル以上かかることも珍しくありません。
でも実は、選び方次第で月7ドル〜30ドル程度に抑えることも可能です。

私自身もかなり調べ、実際にいくつかのアメリカ格安SIMを使ってきました。
この記事では、
- アメリカの格安SIMの仕組み
- 駐在・子連れ家庭に向いているSIM
- 実際に使ってわかったメリット・注意点
をまとめています。
「アメリカでおすすめの格安SIMはどれ?」
「駐在家庭にはどの回線が安心?」
と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
アメリカの格安SIMは本当に安い?まず知っておきたい基本

「アメリカの携帯代は高い」とよく聞きますが、実は選び方次第で月7~30ドル前後に抑えることもできます。
ただ、日本の“格安SIM”の感覚で考えると、少し仕組みが違う部分もあります。
まずは、アメリカの通信事情の基本を知っておくと、自分に合うプランが選びやすくなります。
アメリカの通信事情(大手3社が回線元)
アメリカの回線は、主に次の3社が提供しています。
- Verizon
- AT&T
- T-Mobile
日本でいう「ドコモ・au・ソフトバンク」のような存在です。
格安SIMといっても、これらの回線を借りてサービスを提供している会社がほとんどです。
つまり、どの回線を使っているかが重要になります。
アメリカの“格安SIM”は日本と少し違う
日本では「大手キャリアは高い、格安SIMは安い」というイメージがはっきりしています。
一方アメリカでは、大手キャリアのサブブランドやオンライン専用プランも多く、価格差がそこまで極端ではありません。
また、以下のように日本とは少し勝手が違います。
- 契約期間の縛りがないことが多い
- まとめ払いで安くなるプランがある
- 店舗サポートがほぼない場合もある

「とにかく一番安いもの」よりも、生活スタイルに合うかどうかが大切だと感じました。
駐在・子連れ家庭が重視したいポイント
特に駐在や子連れの場合、料金だけで決めるのは少し不安があります。
例えば、通信が不安定だと、特に以下のような場面で地味にストレスになります。
- 子どもの学校からの連絡
- 病院や小児科からの電話
- 夫婦で別行動するときの連絡手段
また、以下のような点も確認しておきたいポイントです。
- eSIMに対応しているか
- 家族でまとめて契約できるか
- 日本一時帰国時に使えるか

我が家も「安さ」と「安心感」のバランスでかなり迷いました。
次の章では、実際に使われている格安SIMを比較しながら、それぞれの特徴をまとめます。
アメリカで使えるおすすめ格安SIM一覧【比較表あり】
まずは代表的なアメリカ格安SIMを一覧で比較してみましょう。料金だけでなく、回線・使いやすさ・家族向けかどうかも含めてまとめています。
| 項目 | 月額(目安) | 回線 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Mint Mobile | $15〜$30 | T-Mobile | まとめ払いで割安 | とにかく安く使いたい |
| Visible | $30〜$45 | Verizon | 無制限・安定重視 | 田舎住まい・外でもよく使う |
| Tello | $7〜$30 | T-Mobile | カスタムプラン可能 | 自由に組みたい人 |
| Google Fi | $20〜$60 | T-Mobile / US Cellular | 海外ローミング強い | 一時帰国多い人 |
※料金は目安です。プラン内容やキャンペーンによって変動します。
※VisibleとTelloは紹介リンクを含みます。もしよければこちらから登録いただけると嬉しいです。
Mint Mobile(ミントモバイル)
Mint Mobileは、T-Mobile回線を使った格安SIMです。最大の特徴は3〜12ヶ月のまとめ払いで割安になるプランがあります。
3か月・6か月・12か月の3パターンがあり、長期一括払いほど割安になります。
✔ データ使い放題プランあり
✔ 3ヶ月単位の支払いで単価が下がる
✔ eSIMにも対応
「とにかく安く抑えたい」「最低限の通信でOK」という人には人気の選択肢です。
Visible(ビジブル)
VisibleはVerizon回線を使うオンライン専用プランです。Verizonは都市部〜郊外までカバーが広く、通信の安定感が強いのが特徴。
✔ 無制限プランが比較的安い
✔ 通信安定性◎
通信の途切れが少なく、病院・学校との連絡に使いたい人や、郊外・田舎住まいの人に向いています。

夫はVisibleを使っています。
▶Visibleを体験ベースでレビューした記事はこちらで紹介しています。
Tello(テローモバイル)
Tello(テローモバイル)もT-Mobile回線を使った格安SIMで、プランのカスタマイズ性が高いのが特徴です。
✔ データ・通話・SMSを自由に組み合わせ
✔ 契約期間の縛りなし
✔ eSIM対応
「自分の使い方に合わせて最安を狙いたい」人に人気です。

私自身はTelloを使っています。
▶Telloの詳しいレビュー記事はこちらです。
Google Fi(グーグルファイ)
Google FiはT-Mobile系とUS Cellularの複数回線を切り替えながら使えるサービスで、海外ローミングの強さが魅力です。
料金は他に比べると高めですが、世界複数国で使いたい人には便利です。
✔ 海外でもそのまま使える
✔ 通話・テザリングも対応
✔ プラン柔軟性あり

「アメリカ以外にも出張・旅行が多い」人には選択肢になります。
比較ポイントまとめ
格安SIMを選ぶとき、迷ったら次のポイントを基準にすると選びやすいです。
-
安さ重視 → Mint Mobile
-
安定重視 → Visible
-
細かく自分でプラン調整 → Tello
-
海外利用も考える → Google Fi
駐在家庭におすすめなのはどれ?【タイプ別おすすめ】

アメリカの格安SIM選びは、単純に『安いだけ』ではなく、ライフスタイルや滞在スタイルに合っているかどうかで選ぶことが大切です。
ここでは、実際に使って感じたことをベースに、タイプ別におすすめを整理しました。
外でもしっかり使いたい・田舎でも安定重視なら→Visible
駐在先が 郊外や田舎で電波が不安なエリアの場合、通信の安定感は生活の安心感に直結します。
我が家が住んでいるところは田舎なので、外で以下のようにスマホを使う場面で電波が途切れにくいことは思っていた以上に大事でした。
✔ 地図アプリ
✔ 病院や学校からの連絡
✔ Googleマップや翻訳
Visibleは以下の特徴があり、郊外・屋外利用が多い人にとても安心感のある選択肢です。
- Verizon回線(カバーエリア広い)
- 無制限プランあり
👉 外でもスマホをよく使う
👉 郊外・田舎滞在が多い
という駐在員本人には特におすすめです。
※通信品質はエリアや混雑状況によって大きく異なります。
外出が少なく家中心・Wi-Fi中心なら→Tello
一方で、外出がそれほど多くなく、ほとんど自宅や学校・オフィスでWi-Fi中心という生活スタイルの人には、Telloの方が使いやすいと感じました。

私自身、Telloを使っています。
✔ Wi-Fi中心の場面が多い
✔ 外での通信は最小限で良い
このような場合は、Telloのプラン自由度の高さが便利でした。
Telloの良い点:
- データ・通話・SMSを自由に組み合わせられる
- 契約縛りがない
- eSIM対応

「外でもたくさん使うわけじゃない」けど「電話番号とデータは必要」という使い方なら、Telloはコスパが良いです。
留学生や学生さんにも合いやすいタイプだと思います。
任期が決まっている/長期予定なら→Mint Mobile
Mint Mobileは、まとめ払いの割安プランが特徴です。よく言われている注意点は以下です。
✔前払い期間の途中解約でも返金がない
✔ 月々キャンセルができないプランが多い
これはつまり、以下のような人には、トータルの通信費がかなり安く済む可能性がある選択肢です。
- 1年以上の駐在が確定している
- 任期が決まっている
- 永住予定で長く使うつもり

ただ、「途中で帰国が決まりそう…」という場合には、支払額と滞在期間のバランスをよく考える必要があります。
アメリカ以外もよく渡航・複数国で使いたいなら→Google Fi
Google Fiは以下の特徴があります。
- 海外ローミング対応範囲が広い
- 200以上の国・地域で利用可能(プランにより異なる)
- 通信の切替が自動だったり安心感あり
ただし、料金は一般の格安SIMよりは高めの場合があるので、向いているのはこのようなタイプ。
✔ 日本へ一時帰国が多い
✔ 仕事や家族でアメリカ以外の渡航が多い
✔ いろんな国で同じ番号で通信したい
例えば、
- 仕事で様々な国を行き来する
- 年に何度も海外渡航がある
- 日常的に国外にも電話をかける機会がある
というライフスタイルなら、Google Fiは『アメリカ限定SIM』より安心です。

ただ我が家は、Visibleの『Visible+』という月$35のプランで、メキシコ・カナダで通話・通信ができたので、実際の旅行でも助かりました。
※価格はキャンペーン適用時の例です
Google FiはUnlimitedプランなら、Simply Unlimited(中位プラン)が1回線あたり約50ドル前後、Unlimited Plus(上位プラン)がそれより高め(1回線で60ドル台)と、Visibleより高額。
そのため、海外に出張が多い場合でも、以下のように考えると良いのではないでしょうか。
- アメリカ・メキシコ・カナダの3か国メイン → コスパ重視ならVisible+
- アメリカ在住+日本を含む世界各国に旅行/一時帰国 → Google Fi(FlexibleまたはUnlimited Premium)
選び方まとめ
| タイプ | おすすめSIM | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 郊外・田舎中心・外で使う | Visible | 電波・安定性 |
| Wi-Fi中心・外出少なめ | Tello | 自由度高・安め |
| 長期・任期が決定している | Mint Mobile | トータル安さ |
| 多国渡航・ローミング重視 | Google Fi | 広い海外対応 |
ちょっとした補足(我が家の体験ベース)
私の夫の場合は、郊外生活で通信の安定感重視だったためVisibleがベストでした。
でも私の場合、日中は自宅中心でWi-FiだからSIMは最低限でOKなので、Telloの方がコスパが良いです。

また、日本の番号は別で維持しておくと安心。私はpovoを契約しています。
一時帰国の際もすぐ日本で携帯電話を使えて便利でした。
▶海外赴任時に日本の電話番号を維持する方法についても別記事で詳しく紹介しています。
アメリカ格安SIMの契約方法

アメリカの格安SIM契約は、
✔ オンライン完結が基本
✔ SSN不要が多い
✔ 契約縛りが少ない
思っているよりハードルは高くありません。不安な場合は、まずは短期契約から始めてみるのも一つの方法です。
渡米前にできる?
キャリアによっては、渡米前にeSIMを申し込むことも可能です。紹介したそれぞれのキャリアの特徴は以下です。
-
Tello:公式的には海外からのアクティベート不可。渡米後にWi‑Fiをつないで設定する前提。
-
Visible:アプリがアメリカ国内の位置情報を求めるため、原則は渡米後にアクティベート。eSIMなら到着後すぐに開通しやすい。
-
Mint Mobile:海外からプラン購入自体は可能だが、実際の開通はアメリカ到着後。3〜12か月のまとめ払いなので、長期滞在向け。
-
Google Fi:オンラインで自宅から加入しやすく、eSIM対応端末なら事前セットアップも現実的。国際ローミング前提で、日本一時帰国にも使いやすい。
アメリカの住所は必要?
紹介している格安SIMは『アメリカ在住者向け』サービスです。
日本から申し込みができるMint MobileとGoogle Fiでも、どちらも申込み時にアメリカの住所(ZIPコード)が必要になります。
これから渡米する場合は、
・すでに決まっている滞在先の住所
・駐在先の会社住所や、アメリカ在住の家族の住所
などを使うのが一般的で、「住所が全く決まっていない段階」での申し込みは難しいことが多いです。
eSIMの設定方法
基本的に必要なのは以下です。
- クレジットカード
- メールアドレス
- アメリカの住所
- 対応スマートフォン(SIMロック解除済み)

SSN(社会保障番号)は不要な場合がほとんど。これは駐在家庭にとって安心ポイントだと思います。
eSIMと物理SIMどちらがいい?
最近はeSIM対応が増えています。
eSIMのメリット
・即日開通できる
・SIMカードの差し替え不要
・日本の番号と併用しやすい
物理SIMのメリット
・設定が比較的シンプル
・端末によっては安定しやすい

私はeSIMを使っていますが、設定は思ったより簡単でした。
契約から開通までの流れ
基本的な流れはこの通りです。
- プランを選ぶ
- 端末が対応しているか確認
- クレジットカードで支払い
- eSIMダウンロード or SIM郵送
- アクティベーション
早ければ15〜30分ほどで開通します。

「英語が不安…」という場合も、画面の流れ通りに進めれば、意外と難しくありません。
契約の縛りとまとめ払い
Mint Mobileの縛り
Mint Mobileは「3・6・12か月のまとめ払い」が前提で、短期だと3か月まとめて、長期だと12か月分先払いする代わりに月額が安くなる、というのが大きな特徴です。
途中でやめて次回から更新しないことはできますが、すでに支払った期間分の返金は基本的にありません。
『前払いした期間は使い切る前提』で申し込む必要があります。
Visibleの縛り・まとめ払い
Visibleは基本的に契約期間の縛りなし(月ごとのサブスク)のスタイルです。
基本は月ごとにいつでもやめられますが、時期によっては複数か月分が実質割引になるキャンペーンが行われることもあります。
Tello・Google Fiの縛り
Telloはプリペイドで、好きな時にプラン変更や解約が可能、長期契約縛りはありません。
Google Fiも、月単位でプラン変更・キャンセル可能です。
日本とアメリカの携帯どう使い分ける?

携帯電話1台でアメリカと日本のキャリアを切り替えるパターンと、アメリカと日本のキャリアを携帯2台持ちで使い分けるパターンに分かれると思います。
1台で運用する場合の基本パターン
よくある組み合わせはこの3つです。
-
パターンA:日本キャリア = 物理SIM、アメリカ格安SIM = eSIM
-
パターンB:日本キャリア = eSIM、アメリカ格安SIM = 物理SIM
-
パターンC:日本キャリア = eSIM、アメリカ格安SIM = eSIM(デュアルeSIM)
iPhoneや最近のAndroidは「デュアルSIM(物理+eSIM、またはデュアルeSIM)」対応が多く、
『設定→モバイル通信→回線をオン/オフ切り替え』だけで、日本回線・アメリカ回線のどちらを使うか選べます。
- 日本をeSIM、アメリカを物理SIMにすると、帰国時もカード差し替えだけで楽。
- 端末がデュアルeSIM対応なら、日本もアメリカも両方eSIMでOK。設定から回線を切り替えるだけ。
携帯2台持ちパターン
一方で、日本用/アメリカ用でスマホを2台に分ける、携帯2台持ちのメリットは以下だと思います。
- 万一どちらかの端末が圏外・故障になっても、もう1台で連絡が取れる。
- 子どもと別行動する時など、1台を預けやすい。
- 設定切り替えのミス(ローミング誤課金など)が起きにくい。
トラブルを避けたい・機種変更が多いという方は、2台持ちも一つの選択肢だと思います。

私はトラブルが少ないように日本用・アメリカ用で2台に分けています。
よくあるトラブルと注意点

アメリカの格安SIMは便利ですが、いくつか気をつけたいポイントもあります。
・回線エリアを確認する
・端末対応をチェックする
・支払い方法を確認する
この3つを押さえれば、大きなトラブルは避けられます。
少しだけ事前確認をしておけば、コスパよく快適に使うことができます。
事前に知っておけば防げるものがほとんどなので、契約前にチェックしておくと安心です。
通信が遅い・つながりにくいことがある
格安SIMは、大手回線を借りている仕組みのため、混雑時に通信速度が制限されることがあります。
特に、以下の場所では速度が落ちることがあります。
・イベント会場
・都市部のラッシュ時間帯
・通信利用者が多いエリア
また、郊外や田舎では、回線によって電波の入りやすさがかなり違う印象でした。

「安さ」だけで選ぶと、あとからストレスになる可能性もあるので、住むエリアに合った回線を選ぶことが大切です。
スマホが対応していない場合がある
意外と多いのが、端末の周波数帯(バンド)が合わない問題です。以下の場合、日本で使っていたスマホが使えません。
・SIMロックが解除されていない
・アメリカの周波数に完全対応していない
契約前に、以下を必ず確認してください。
✔ SIMロック解除済みか
✔ 対応バンドは問題ないか
クレジットカード決済でエラーになることがある
アメリカの格安SIMは、クレジットカード決済が基本です。
ただし、以下の理由で弾かれることもあります。
・日本発行カードで決済エラー
・住所入力の形式違い
・海外利用制限
うまくいかない場合は、
- 海外利用設定を確認
- 別のカードを試す
と解決することが多いです。
カスタマーサポートは基本オンライン
店舗を持たないキャリアが多いため、サポートはチャットやメールが中心です。英語でのやり取りが必要になる場合もあります。

「すぐに対面で相談したい」という方には少し不安かもしれませんが、その分料金が抑えられているとも言えます。
解約のタイミングに注意
契約縛りがあるものでもないものでも自動更新が基本です。解約する場合は、以下を忘れないようにしましょう。
✔ 更新日前に手続きする
✔ オートペイを確認する
結論|迷ったらこの2択

いろいろ比較しましたが、正直に言うと、迷ったら次の2つから選べば大きな失敗はしないと思います。
それぞれの公式サイトで、最新の料金やキャンペーン内容を確認してから申し込むのがおすすめです。
安定重視・郊外/田舎なら→Visible
- Verizon回線でエリアが広い
- 無制限プランあり
「電波が不安」「外でよく使う」という方は、まずVisibleを検討してみてください。
▶Visibleの詳細・体験レビューはこちら
コスパ重視・Wi-Fi中心なら→Tello
- プラン自由度が高い
- 契約縛りなし
- 必要な分だけ支払える

「外ではあまり使わない」「できるだけ安く抑えたい」ならTelloがおすすめです。
▶Telloの詳しいレビューはこちら。
まとめ
我が家も実際に使ってみて、この2社に落ち着きました。まずは生活スタイルに合う方をチェックしてみてください。
※紹介リンクを含みます。
今のキャンペーン内容は変更されることがあるため、公式サイトで最新情報を確認してみてください。

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