海外赴任が決まり、「渡米前に何を準備しておけばいいの?」「日本から持っていくべきものは?」と迷いますよね。
私自身、アメリカ駐在前は情報が膨大で、何から手を付ければ良いのか分からず困りました。
この記事では、実際にアメリカで生活して分かった「日本で準備しておいて良かったこと」
「もっと持って行けばよかったアイテム」「日本の携帯番号の賢い維持方法(povo)」などをまとめています。
これから渡米する方が、必要な準備をスムーズに進められるよう、チェックリスト付きで解説しますよ。
渡米前の最終確認にぜひ役立ててください。
アメリカ駐在前に「日本で準備しておくべきこと」とは?

アメリカ駐在が決まると、荷物の準備や手続きが一気に増えて慌ただしくなりますよね。
私自身もそうでしたが、「これは日本でやっておけばよかった…」と思うことが意外と多くありました。
ここでは、駐在前に日本で準備しておくと安心なことを、まずは大きくまとめて紹介します。
日本でしか手続きできないものを終わらせる
アメリカに渡ると、役所系の手続きは一気にハードルが上がります。
国際運転免許証やJAFの英文翻訳、パスポートやマイナンバーカードの更新、
クレジットカードの新規作成や限度額の見直しなどは、日本にいるうちに済ませておくのがおすすめです。

私は国際運転免許証のみで運転できました。
しかし、州によってはJAFの英文翻訳をした運転免許証が必要なので確認しておきましょう。
また、クレジットカードは渡米後に審査が通りづらいため「作れるうちに作っておく」が鉄則です。
さらに、海外生活で意外と困るのが日本円から海外への送金。
もし海外送金アプリ「Wise(ワイズ)」を使う予定がある場合は、日本在住中に登録しておきましょう。
理由はシンプルで、海外在住のままでは、日本円をWiseに入金できず、海外へ送金できないためです。

私はこれを知らずに渡米してしまい、とても後悔しました…。
医療関係の準備は日本でしっかり
アメリカは医療費が高く受診も簡単ではないので、渡米前にできる限りの準備をしておきたいところです。

歯科や眼科のチェック、常備薬の確保は必須。
お子さんがいる家庭は、予防接種の英文記録が学校・Daycareで必要になることが多いです。
私は母子手帳の予防接種欄に英語がそれぞれ記載されていたので、英訳が不要と言われ準備していません。
しかし、住民票の英訳は必要と言われ、準備しました。

事前に必要書類を確認して、準備しましょう。
携帯番号・金融・ライフラインの見直し
携帯番号の維持方法(povoが便利)、クレカや銀行の住所変更、サブスクの整理、公共料金の停止など、
駐在前のタイミングで、細かな手続きも一気に片づけておくとスムーズです。
特に日本の電話番号は「解約しなければよかった…」という声が多いため、維持方法は慎重に。
アメリカで手に入りにくいものの準備
多くの駐在員が後悔するのが“持ち物”。日系スーパーで買えるものでも高いものが多いです。

日本品質の生活消耗品や学用品、小型家電などは日本で準備するのがおすすめ。
特に日焼け止めや子供の歯ブラシなどは、もっと持ってくればよかったと感じました。
渡米後の手続きに役立つ書類フォルダを作る
パスポート、ビザ、予防接種記録、保険書類など、渡米後すぐに必要になる書類はひとつにまとめておくと便利です。
日本からもっと持ってくればよかったもの

アメリカでの生活が始まると「日本からこれをもっと持ってくればよかった!」と後悔するものが意外とあります。

特に子どもがいる家庭だと、日本製の生活用品や文房具、小物類は便利。
これらは、現地で探すのが難しかったり高価だったりします。
例えば、アメリカの子ども用歯ブラシはヘッドが大きく、日本製のものが使いやすいです。
また、アメリカの室内は一年中快適な温度なので、薄長そでのパジャマが重宝します。
でも、アメリカではあまり薄長そでのちょうどよいパジャマがなかなかありません。
日焼け止めも、アメリカの物は顔が白くなったり、SPFのみのものが多いです。
もちろん、荷物には限りがありますし、アメリカではAmazonでほとんどのものが手に入ります。
しかし、日本から持ってくると安価で安心して使えるものも少なくありません。

特に「子ども用品」は現地で探すと時間もかかります。
多めに持ってくると心に余裕が生まれますよ。
アメリカにもっと持ってくればよかったもの10選を詳しくまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてください♪
日本の電話番号はどうする?povoで維持するメリット・注意点

海外赴任が決まると、日本の携帯番号をどうするか迷う方も多いと思います。
日本の携帯番号を維持するメリットは以下3つ。
- 日本のサービスのSMS認証に使える
- 一時帰国時にすぐ使える
- 契約情報や連絡手段をそのまま維持できる

私の場合、駐在中も日本の番号を維持するためにpovoを使っています。
povoなら基本料0円+半年に1回のトッピングでこのメリットをキープできます!
駐在前に番号をどうするか迷っている方に日本の携帯番号を維持するおすすめ方法についてまとめた記事があります。
povoの契約手順や注意点、トッピングの購入方法なども詳しくまとめていますよ。
アメリカ駐在で小型家電は持っていくべき?

アメリカでは電圧が異なるため、大型家電は現地購入が基本です。
本体に『100–240V』と書いてある家電は変圧器不要。
それ以外の100V専用&高ワットの家電は、無理に持っていかず現地購入を検討するのがおすすめです。

ただ、日本の小型家電は持参したほうが便利なものもあります。
特に炊飯器は、現地で買うとサイズが大きすぎたり味が合わなかったりすることがあります。
炊飯器のように日本製にこだわりたいものだけ、変圧器+持参を検討するのが良いでしょう。
私は当初、軽量で扱いやすい小型炊飯器(例:レコルトのコンパクトライスクッカー)を使っていました。

一時的な炊飯や子ども用の少量調理に役立ちました。
ただし現在は他にも良い選択肢が増えているため、必須ではありません。
レコルトコンパクトライスクッカーについて体験談も含めて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪
これから渡米する人へのチェックリスト

渡米前の準備チェックリストを作りました。
このリストは『出国1〜2か月前〜直前』を意識して作っています。
印刷して冷蔵庫に貼っておくと、家族で共有しやすいですよ♪
重要書類
□ パスポート(有効期限)
□ ビザ関連書類(I-20 / I-797 など)
□ 赴任辞令・雇用契約書
□ 海外転出届の控え
□ 国際運転免許証 or 日本の免許証
□ 予防接種記録・母子手帳
□ 健康診断書
お金・連絡手段
□ 海外対応クレジットカード(VISA/Master)
□ 日本の銀行口座ログイン方法の確認
□ 日本の電話番号の維持(povo推奨)
□ 国際キャッシュカード or デビットカード
□Wise(ワイズ)の登録
日本から持っていくと便利なもの
□ 常備薬(風邪薬・胃腸薬・子ども用)
□ 生理用品(敏感肌の人は多め)
□ 化粧品・スキンケア(肌に合うもの)
□ 日本の調味料(だし・味噌・白だし)
□ 子どもが食べ慣れたインスタント食品
□ 変換プラグ・延長コード(※電圧に注意)
家電(持参 or 現地で購入)
▼ 持っていくと便利
□ 小型炊飯器(レコルトなど)
□ ノートPC・タブレット
□ ミニブレンダー・ハンドミキサー
▼ 現地で買うもの
□ 掃除機
□ 加湿器
□ 大型家電(電子レンジ等)
日本で済ませておくサービス
□ povo契約(番号維持)
□ VPNサービス(日本の動画視聴用)
□ クレカの海外利用設定
□ 医療保険・任意保険の確認
□ Amazon Japanの継続利用設定
子ども関連
□ 予防接種記録(英訳が必要な場合あり)
□ 歯科検診(渡米前に)
□ 常備薬
□ ワークブック・ドリル・絵本
□ お気に入りのおもちゃ
渡米直前チェック
□ 航空券・前泊ホテルの確認
□ ESTA確認(観光など別途必要な人のみ)
□ クレカの保険条件チェック
□ スーツケースの重量確認
□ 日本の家族・友人への連絡
まとめ

アメリカ駐在前の準備は、情報が多すぎて何から始めるべきか迷ってしまいますよね。
でも、大切なのは“日本でしかできないことから優先して済ませる”ことです。
携帯番号の維持方法(povo)や書類の準備、持参すべきアイテムを事前に整えておくと、現地での生活がぐっと楽になります。
今回紹介したチェックリストを活用すれば、渡米前に必要な準備をもれなく進められます。
アメリカ生活がスムーズにスタートできるよう、あなたに合った形で計画を立ててみてくださいね。


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