駐在準備で日本から薬を持ち込む際の注意点|海外生活前に知っておきたいポイント

日本の薬持ち込みの注意点 駐在前準備

海外赴任や駐在帯同が決まると、家具や生活用品の準備に目が向きがちですが、意外と大切なのが日本の薬の準備です。

海外でも薬は手に入りますが、日本と同じ薬がすぐ見つかるとは限りません。

また、体調が悪いときに慣れない言語で症状を説明するのは思った以上に大変です。

この記事では、海外赴任前に日本から薬を持ち込む際の注意点をまとめました。

他の駐在準備については別記事で紹介しています。
駐在前準備チェックリスト|渡米5か月前からの時系列はこちら

海外赴任前に薬の準備をしておくべき理由

reasonのカラフルなブロックと葉

それでは、なぜ海外赴任前に日本の薬を準備しておくとよいのでしょうか。

日本と同じ薬が海外では手に入らないことがある

海外のドラッグストアでも薬は売っていますが、日本でよく使っていた薬と成分や効き方が違うことがあります。

また、慣れない海外の薬をいきなり使うのは少し不安という方も多いと思います。

日本で使い慣れている薬を持っていくことで、体調不良のときにも安心して使えます。

言葉の壁で症状を説明するのが難しい

海外の病院や薬局では、症状を説明して薬を選ぶことも多くあります。

しかし体調が悪いときに、
「どこが痛いのか」
「どんな症状なのか」
を外国語で説明するのはなかなか大変です。

そのため、基本的な薬は日本から持っていく家庭が多いです。

子どもがいる家庭は特に準備しておくと安心

小さな子どもがいると、以下のようなとき急に薬が必要になる場面もあります。

  • 突然の発熱
  • 胃腸炎
  • 虫刺され

特に子ども用の薬は、日本から持っていくと安心と私は感じました。

日本から薬を持ち込むときの基本ルール

CHECKの文字と葉

基本的に、多くの国では個人使用の範囲であれば市販薬を持ち込むことは可能です。

ただし、いくつか注意点があります。

個人使用の範囲に収まるようにしておく

大量の薬を持ち込むと、商用目的と判断される可能性があります。

一般的には、数か月分・家族が使う分など、常識的な量にしておくと安心です。

薬の箱や説明書を残しておく

薬はできるだけ箱や説明書を一緒に持っておくと安心です。

税関で確認された場合でも、

  • 何の薬なのか
  • 成分は何か

が分かりやすくなります。

市販薬は開封済みでも持ち込める?

ここは少しややこしいポイントです。

結論からいうと、「開封済みの市販薬が絶対にダメ」という明確なルールはありません。

ただし、次のような状態はトラブルになる可能性があります。

  • 薬がバラバラになっている
  • 別の容器に入れ替えている
  • 何の薬か分からない

このような場合、税関で確認されることがあります。

そのため市販薬を持っていく場合は、できるだけ元のパッケージのまま、成分表示が分かる状態で持っていくと安心です。

市販薬でも注意が必要な成分

日本では普通に売られている薬でも、国によっては規制対象になる成分があります。

特に注意されやすいのは次のような成分です。

注意が必要なことがある成分

  • コデイン(咳止めなど)
  • ジヒドロコデイン
  • モルヒネ系成分
  • 向精神薬系の成分
  • エフェドリン
  • プソイドエフェドリン(風邪薬・鼻炎薬)

プソイドエフェドリンはアメリカでも販売されていますが、メタンフェタミンの原料になるため管理対象になっている成分です。

そのため大量に持ち込むと、確認される可能性があります。

一般的に問題になりにくい薬

一方で、次のような薬は個人使用の範囲であれば問題になるケースは少ないとされています。

  • 解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)
  • 抗ヒスタミン薬
  • 整腸剤
  • 外用薬(かゆみ止めなど)

ただし最終的な判断は税関職員によるため、必要以上に大量に持ち込まないことが大切です。

処方薬を海外へ持ち込むときの注意点

ビックリマーク

事前に医師へ相談しておく

定期的に服用している薬がある場合は、出発前に医師に相談しておくと安心です。

海外生活ではすぐに通院できないこともあるため、少し多めに処方してもらえるケースもあります。

英文の証明書が必要な場合もある

国によっては、処方薬を持ち込む際に

  • 英文診断書
  • 処方証明

などを求められる場合があります。

特に向精神薬や睡眠薬などの薬は規制がある国もあるため、事前に確認しておくと安心です。

しかし実際のところ、「英文の処方箋って本当に必要?」と気になる方も多いと思います。

我が家の場合

ちなみに我が家の場合は、英文の処方箋は用意しませんでした。

日本の処方箋は、手元にあったものだけ持っていきましたが、ないものについては少しドキドキしながら持っていったというのが正直なところです。

実際には空港で薬の確認をされることもなく、そのまま入国することができました。

もちろん状況や国によって異なる可能性はありますが、個人使用の範囲の量であれば問題になるケースは多くないとも言われています。

それでも心配な場合は、以下のような準備をしておくと安心だと思います。

  • 英文の処方証明をもらう
  • 元の薬のラベルを残しておく

空港や税関で困らないためのポイント

電球の絵

薬は手荷物に入れておく

スーツケースが遅れたり紛失した場合に備えて、最低限の薬は手荷物に入れておくのがおすすめです。

特に以下の薬は、すぐ使えるようにしておくと安心です。

  • 解熱剤
  • 胃腸薬
  • 子どもの薬

不安な場合は入国ルールを事前に確認

薬の持ち込みルールは国によって異なります。

心配な場合は以下で事前に確認しておくと安心です。

  • 渡航先の大使館
  • 税関の公式サイト

日本から持ってきてよかった薬はこちら

海外生活を始める前に、我が家でも日本からいくつか薬を持ってきました。

実際に日本から持ってきてよかったと感じた薬は、こちらの記事でまとめています。

駐在準備の参考になれば嬉しいです。

まとめ

ピンクの壁にまとめのふきだし

海外生活では、体調が悪いときほど「日本の薬があってよかった」と感じる場面があります。

駐在準備の段階で

  • 市販薬
  • 子ども用の薬
  • 処方薬

を少し準備しておくだけで、海外生活の安心感がぐっと変わります。

無理にたくさん持っていく必要はありませんが、最低限の薬を準備しておくことをおすすめします。

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