海外赴任が決まったとき、意外と悩むのが「日本の携帯番号をどうするか」という問題です。
・解約しても大丈夫?
・海外赴任中も番号は維持すべき?
・できるだけ安く維持する方法は?
私も渡米前にかなり調べました。

結論から言うと、海外赴任中も日本の電話番号は基本的に維持がおすすめです。
なぜなら、解約すると銀行・クレジットカード・各種サービスの電話番号変更が必要になり、思った以上に手間がかかるからです。
日本の電話番号を維持する方法は、主に次の3つです。
-
大手キャリアで手数料を払いながら維持する
-
povoで最安維持する
-
楽天モバイルで海外利用もできる状態で維持する

我が家は「番号維持だけ」が目的だったため、povoを使って年間500円以下で維持しています。
この記事では、
・海外赴任中に日本の電話番号を維持すべき理由
・維持する3つの方法の比較
・povoと楽天モバイルの違い
・実際に海外からpovoへ変更できた体験談
をわかりやすくまとめます。
海外赴任中も日本の携帯番号は維持すべき?解約との違い

私は海外赴任中も日本の携帯電話番号は維持すべきと考えます。理由を解説していきます。
日本の電話番号が必要になる場面
海外に住んでいても、日本の電話番号が必要になる場面は意外と多いです。
- 銀行やクレジットカードのSMS認証
- 日本の通販サイト
- 各種アプリのログイン確認
- 保険や証券会社の連絡
- 一時帰国時の連絡手段

私は、いずれは日本にまた住むし、様々なものに登録してある日本の電話番号がなくなるのは考えられず、維持すること一択でした。
解約するとどうなる?
解約すると、その番号は基本的に戻りません。再契約すると新しい番号になります。その場合、
- 銀行
- クレジットカード
- 各種サービス
すべて変更手続きが必要になります。

それを考えると、私は「維持」が安心だと思いました。
海外赴任で日本の携帯番号を維持する3つの方法

①大手キャリアで番号保管(休止)
例えばドコモなどの大手キャリアで電話番号を保管する場合、以下の費用がかかります。
- 手数料:約4,850円
- 月額:約440円
※2026年現在の価格です。一例であり、キャリアによって異なります。
また、電話番号の停止と再開に手続きが必要です。

メリットとしては、大手という安心感がありますが、費用と手続きの手間がデメリットとして大きいなと感じます。
②povoで日本の携帯番号を最安で維持する方法
povoは基本料0円。
180日以内に1度最安値のトッピングを購入するだけで携帯電話番号を維持することができます。
最安値トッピングは
250円(※2026年2月時点)
つまり、
250円×2回=年間500円
で番号維持が可能です。
③楽天モバイルで日本の携帯番号を維持する方法
海外赴任中に日本の電話番号を維持する方法として、よく挙げられるのが楽天モバイルです。
料金は利用状況によって変わりますが、月額最低約1,000円前後かかりますが、海外でも使う可能性が少しでもあるなら、楽天モバイルは検討する価値があります。
povoで日本の携帯番号を維持する方法【海外赴任中でも可能】

私はpovoを使って、日本の携帯電話番号を維持しています。
povoでどうやって電話番号を維持しているか説明していきます。
年間500円以下で維持可能
私は250円トッピング×年2回、または期間限定110円等を活用しています。

期間限定トッピングはいつもあるわけではないですが、うまくいけば1年500円以下で電話番号の維持が可能です!
180日ルールに注意
povoは基本料無料ですが、180日以上有料トッピングの購入がない場合、順次利用停止となります。
購入したトッピングのうち最も遅い有効期限日の翌日(有料トッピングのご購入がない場合、povo2.0のSIMを有効化した日)から180日の間、有料トッピングのご購入がない場合、順次利用停止させていただきます。
引用:povoサポート
180日間トッピングの購入がない場合、すぐ停止されるわけではなく、利用停止の予告のメールが届きます。
私はそのメールが来たら、すぐその時最安値のトッピングを購入し、日本の携帯電話番号を維持しています。

忘れないようリマインダーしておくと良いかも!
一時帰国時もすぐ使える
また便利なのは、一時帰国の際には、使うだけのトッピングを購入すればすぐ日本で携帯が使えることです。
大手だと、利用停止されているためすぐには使えず手続きが必要です。
povoは手続きなく、トッピングを購入するだけですぐ使えます♪
▶一時帰国時でやってよかったことはこちらで紹介しています。
海外でのSMS受信には注意
海外在住になると、日本の銀行やクレジットカードのSMS認証が重要になります。

私は番号維持のためにpovoを選びましたが、正直に言うと、SMS受信については深く考えていませんでした。
実際、アメリカ滞在1〜2年目まではSMS受信ができていたため、特に問題を感じていませんでした。
しかしその後、同じ設定でも突然SMSが受信できなくなりました。
海外ローミングはONになっている状態でしたが、届かなくなり、不便さを実感しました。
povoは海外ローミングに対応していますが、海外でのSMS受信は安定して保証されているわけではありません。
海外でSMS認証を確実に利用したい場合は、他のキャリアや認証アプリなどの併用も検討することをおすすめします。
海外からpovoへキャリア変更できた体験談
「海外にいると日本のキャリア変更はできない」と思っていませんか?
夫は、アメリカ滞在中に楽天モバイルからpovoへ変更できました。

正直、日本に一時帰国しないと無理だと思い込んでいました。
しかし調べてみると、オンラインで手続きが可能と分かり、実際に試してみることに。
手続きの流れ
・オンライン申し込み
・本人確認
・回線切替
大きなトラブルもなく、想像よりスムーズでした。
念のため日本のVPNに接続して手続きを行いましたが、海外IPでエラーになったわけではありません。
「海外だから特別な書類が必要」ということもありませんでした。
住所登録について
我が家は日本に持ち家があるため、その住所を登録しました。
そのため、日本国内の住所登録は必要になる可能性があります。
契約条件は変更される場合があるため、必ず最新情報は公式サイトで確認してください。
楽天モバイルで日本の携帯番号を維持する方法

海外赴任中も日本の電話番号を維持しつつ、「海外でもある程度使える状態にしておきたい」場合に選ばれるのが楽天モバイルです。
以前は月額0円プランがあり、番号維持目的でも人気でした。現在は0円プランは終了していますが、他の格安維持方法にはない特徴があります。
楽天モバイルの主なメリット
楽天モバイルは、単なる「番号維持」ではなく、海外でもある程度使える状態を保ちたい人向けの選択肢です。
・海外ローミングに対応している
・専用アプリ(楽天リンク)を使えば通話が可能
・一時帰国時にそのまま日本で利用できる
・データ利用量に応じた段階制料金
最低料金はおおよそ月1,000円前後〜。
「番号をとにかく安く維持するだけ」であれば割高に感じるかもしれませんが、以下の方には安心感のある選択肢です。
✔ 海外でもSMS認証を受け取る可能性がある
✔ 日本の家族や仕事関係と日本番号でやり取りしたい
✔ 一時帰国が年に1回以上ある
実際、海外生活では「日本番号でSMSが届かず困る」というケースもあります。そうした不安を減らしたい場合は、楽天モバイルは検討する価値があります。

私自身、番号維持のためにpovoを選び、当初は問題なくSMS受信ができていました。しかし途中から海外でSMSが受信できなくなり、不便さを感じた経験があります。
楽天モバイルは海外ローミングを前提とした設計のため、海外滞在中のSMS受信や通話の安定性という点では安心感があります。
「番号をただ維持する」のか、
「海外でも問題なく使える状態を保つ」のか。
この違いで、選ぶサービスは変わってきます。
海外赴任中の日本の電話番号維持方法 比較表
海外赴任中の日本の電話番号維持方法は、重視するポイントによっておすすめが変わります。
| 項目 | 大手キャリア維持 | povo | 楽天モバイル |
|---|---|---|---|
| 月額目安 | 数百〜数千円(プラン次第) | ほぼ0円(※条件あり) | 約1,000円〜 |
| 年間コスト目安 | 数千〜数万円 | 約500円程度 | 約12,000円〜 |
| 海外での利用 | 基本不可(停止状態) | 基本不可 | 可能(ローミング対応) |
| 通話 | 不可 | 有料 | 楽天リンクで可能 |
| SMS認証 | 受信のみ可の場合あり | 日本国内でのSMSは可 | 可 |
| 一時帰国時の使いやすさ | △ | 〇(都度トッピング) | ◎ |
| 向いている人 | 手続きが面倒な人 | とにかく安く維持したい人 | 海外でも使う可能性がある人 |
※料金は2026年時点の目安。詳細は各公式サイトをご確認ください。
※povoは180日以内に有料トッピング利用が必要など条件あり。
番号を「維持するだけ」ならpovoが最安ですが、海外でも使う可能性があるなら楽天モバイルの安心感は大きいです。
何を重視するかで選び方は変わります。
どの方法が向いている?タイプ別まとめ

海外赴任中の日本の電話番号維持は、「何を重視するか」で選び方が変わります。ここではタイプ別にまとめます。
とにかくコストを最小限に抑えたい人
→ povo
・番号を維持することが目的
・海外で通話やデータ通信は使わない
・年間コストはできるだけ下げたい

このタイプなら、povoが最もシンプルで低コストです。我が家もこのケースでした。
海外でも日本の番号を使う可能性がある人
→ 楽天モバイル
・海外でもSMS認証を受け取る可能性がある
・日本の家族と日本番号で通話したい
・一時帰国が年に1回以上ある

海外利用も想定するなら、楽天モバイル の安心感は大きいです。
コストは上がりますが、「使える状態で維持できる」点が強みです。
今の契約を変えるのが不安な人
→ 大手キャリアで維持
・キャリア変更に不安がある
・手続きや設定を増やしたくない
・費用より安心感を優先したい
ただし、休止や再開には手数料がかかる場合があり、一時帰国のたびに手続きが必要になるケースもあります。
「完全に放置できる」というわけではない点には注意が必要です。
結論:目的が“維持だけ”か、“使う可能性あり”かで決める
番号をただ残しておきたいだけならpovo。
海外でも使う可能性が少しでもあるなら楽天モバイル。
この基準で考えると、選びやすくなります。
海外旅行・出張時の通信はどうする?

ここまで日本の電話番号維持について解説してきましたが、「海外でネットや通話をどうするか」はまた別の問題です。
番号を維持していても、海外で快適に通信できるとは限りません。
実際の体験を紹介します。
楽天モバイルは海外2GB使える
楽天モバイルは、海外で毎月2GBまでデータ通信が可能です。(※対象国あり)
カナダ旅行の際、Googleマップのナビを問題なく使えたのは助かりました。
ただし、以下の側面もあります。
・2GBを超えると速度制限
・毎月海外へ行く人でなければ恩恵は限定的
そのため、我が家は現在、日本回線はpovoに変更しています。
アメリカ在住ならVisibleという選択肢も
日本の携帯番号維持とは別に、夫がアメリカでのメイン回線として使っているのがVisibleです。
- 通常は月$25プラン
- メキシコやカナダ旅行時のみ「Visible+($35)」に変更
カンクン旅行でも通話・データともに問題なく利用できました。
アメリカ在住の方には、柔軟にプラン変更できる点がとても便利です。
▶詳しくはVisible体験記事で紹介しています。
アメリカから日本へ通話するならTelloという選択肢も
アメリカの回線から日本へ電話をかける機会がある方はTello(テローモバイル)も選択肢になります。
Telloは、プランに含まれる無料通話分で日本を含む国際通話が可能です(条件は公式サイトで要確認)。

「日本番号は維持しているけど、アメリカから日本へ電話もかけたい」という場合には、コストを抑えやすい選択肢の一つです。
▶Telloの詳細や実際の使用感はこちらの記事で紹介しています。
よくある質問(Q&A)

Q1. 海外赴任中に日本の電話番号を解約すると困ることはありますか?
はい、あります。
銀行やクレジットカード、証券口座などでSMS認証を利用している場合、電話番号変更の手続きが必要になります。
サービスによっては海外からの変更が難しいケースもあり、思った以上に手間がかかることがあります。

そのため、特別な理由がない限りは「維持しておく方が安心」と言えます。
Q2. 海外からでもSMS認証は受け取れますか?
契約プランによります。
楽天モバイル は海外ローミングに対応しているため、条件を満たせば海外でもSMS受信が可能です。
一方、povoは海外ローミングに対応していないため、海外でのSMS利用は基本的にできません。

「海外でもSMSを受け取る可能性があるかどうか」は、選ぶ際の重要なポイントです。
Q3. povoは本当にほぼ0円で維持できますか?
はい、可能です。
ただし、180日以内に有料トッピングを購入するなどの条件があります。完全放置はできないため、スケジュール管理は必要です。

「とにかく安く番号を残したい」方には向いています。
Q4. 一時帰国のときにそのまま使えるのはどれですか?
楽天モバイルは、そのまま利用できるケースが多いです。
大手の場合、電話番号使用再開手続きをし、また海外に戻るときには停止手続きをしなければなりません。
povoの場合は、必要に応じてトッピング購入などの手続きが必要になります。

一時帰国が多い方は、この点も考慮すると選びやすくなります。
Q5. 結局どれを選ぶのが一番おすすめですか?
「何を重視するか」で変わります。
-
とにかく安く維持するだけなら → povo
-
海外でも使う可能性があるなら → 楽天モバイル
-
変更が不安でコストより安心感重視なら → 大手キャリア

ご自身の使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
Q6. povoに紹介コードはある?使ったほうがいい?
povoには紹介制度があります。紹介コードを利用すると、契約者にデータ3GB(30日間)が付与されます。
最初の通信費を少し抑えられる点はメリットです。
ただし注意点があります。
紹介特典でもらえるのは「データ容量」であり、番号維持に必要な有料トッピング購入(180日以内)は別途必要です。
そのため、番号維持目的の場合は、紹介特典だけでは維持できません。
紹介特典や条件は変更される可能性があるため、必ず公式サイトをご確認ください。
※紹介特典の内容や条件は変更される可能性があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
海外在住者が後悔しない日本の電話番号維持の選び方【結論】

海外赴任や海外移住が決まったとき、日本の電話番号をどうするかは意外と悩むポイントです。
月額料金の安さだけを見るとpovoはとても魅力的です。実際、私も「番号維持だけ」が目的でpovoを選び、コスト面では満足しています。

ただし、海外生活を続ける中で実感したのは、SMS認証の重要性でした。
銀行やクレジットカード、各種サービスのログインで、日本の番号宛にSMSが届く場面は想像以上にあります。
povoは海外ローミングに対応していますが、海外でのSMS受信は環境によって挙動が変わることがあります。

実際に、当初は受信できていたSMSが途中から届かなくなり、不便さを感じた経験もあります。
一方で、楽天モバイル は海外ローミングを前提とした設計のため、海外滞在中でもSMSや通話が比較的安定して利用できます。
その分、番号維持のみを目的とする場合はコストはやや高めです。
大切なのは、
- とにかく安く番号を維持したいのか
- 海外からでも安心して使える状態を保ちたいのか
この優先順位をはっきりさせることです。
私のように「番号維持だけ」と考えてpovoを選ぶのも一つの正解です。
ただ、海外でSMS認証を使う可能性があるなら、最初から“安心を買う”という選択肢もあります。
これから海外在住になる方は、料金だけでなく、海外での使い勝手まで含めて考えることが、後悔しない選び方です。
携帯以外にも、渡米前にやることはたくさんあります。
渡米前の準備全体を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶【2023年体験談】アメリカ駐在準備チェックリスト|渡米5か月前から直前までの時系列まとめ


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